バイオミラクル ぼくってウパ(FDS)


記事No 0084
メディア ファミリーコンピュータ ディスクシステム
発売日 1988年4月22日
開発元 コナミ開発2課
発売元 コナミ

赤ん坊が主役という一風変わったゲーム。
ディスク版がオリジナルだが、カートリッジ版も存在していて、
ソチラの方はプレミア価格となっている。
なんと駿河屋で裸で18800円とかなりの高額。
カートリッジ版は1993年発売とあり、
ファミコン末期に発売されたんで生産本数が少ないのでしょう。
で、ディスク版の方もやや高く2770円と…ちょっと手を出しづらいね。
フフフッ…でも僕はラクマで560円でゲットしたんですよ。
やったゼ俺!2000円以上のお得!
でも動作未確認のディスクはギャンブルなんだよなぁ…。

ストーリーをば。
ルアクーヨ王国の王子ウパは、
まだ赤ん坊ながら生後わずか1ヶ月でハイハイができるようになり、
王国の大賢者・ラムシーニをして「只者ではない」と言わしめる程のパワーを秘めたわんぱく小僧。

ある日のこと。
ウパはひょんなことから夢を盗む魔獣ザイーが封じ込められた壷を割ってしまう。
復活したザイーは国中の大人たちから夢を奪い去る。
しかし、ウパを始めとする純真な赤ん坊にだけは手出しができないため、
それならばと国中の赤ん坊という赤ん坊を独り残らずさらっていってしまった。
残されたのは無気力に陥った大人たちばかり・・・。

ただ独り難を逃れ悲しみに暮れるウパの前に、
割れた壷の中からザイーと共に封じられていた妖精が現れ、
純真な心を持つ赤ちゃんだけが使いこなせる武器ガラ=スウォードをウパに授けた。
ウパはガラ=スウォードの力でザイーを懲らしめ、
さらわれた赤ん坊たちを救出してルアクーヨ王国に平和を取り戻すべく冒険の旅に出るのだった。(Wikiより抜粋)

赤ん坊がハイハイを始めるのはだいたい生後8ヶ月くらいだそうだ。
早くても半年くらい。
というか1ヶ月って首も座ってない状態だと思う。
それを踏まえるとスーパーな赤ん坊だね。

ジャンルはアクションゲーム。
右に進んでいくタイプでファミコンではよくあるジャンル。
操作キャラのウパの攻撃手段は手に持つカラカラ。
赤ん坊が持ってジャラジャラやるヤツだ。
ただ、それで敵を倒すのではなく、
カラカラを当てると敵が膨らむので、
膨らんだ敵に体当たりして相手にぶつける事ができる。
ボス戦でもその戦術が基本となる。
膨らんだ敵には乗る事もできて、
ウパのジャンプでは移動できない所も移動できる。

ステージは7つのワールドからなり、各ワールドにはステージが3つある。
ワールドは各々違いがあり、
最初のワールドはお菓子の世界、次は野菜の世界…氷の世界と、
個性がありバラエティに富んでいる。
ステージ最後にはボスがいるが、ステージ2にはボスがいない事もある。
ボスのほとんどは「かとりーぶ」というヤツで、
ブタの蚊取り線香である。何度もボスとして出てくるのでしつこい。
あんまり強くない…が、かとりーぶが強化されるのではなく、
ボスステージが難しくなるような感じ。
後半になってくると倒すのが難しくなっていく。

基本的に道中では急に落ちる床や、急に飛び出してくる鳥など覚えゲーな所はある。
体力制なので多少のヒットは仕方ないがね。
ジャンプ避けが難しい針山など、アクションの難度も高い。
ステージ中ミスをすると最初に戻され、ボス戦でも容赦なく戻される。
コンテンニューは無限?にできるようだが、
ワールドのステージ1に戻されるのでコチラも容赦ない。
そして、上述した膨らんだ敵をぶつける攻撃法だが、
接触の仕方によって、上斜め横のどれか三方向に飛んでいく。
接触がシビアなので、横に押したいのに斜めに飛んでいったり、
押したいのにウパが乗ってしまったりと難しい。
最悪なのが押して壁にぶつかり跳ね返ってきたヤツは、
当たり判定がありダメージを受けてしまうのだ。
なので跳ね飛ばしつつも、
自分の所に戻っては来ないかと注意しつつ行動しなければならない。
これが結構ストレスでゲームのテンポを阻害してるような気がするなぁ。

特に難しいステージを紹介。
6ー3と7ー1ことダゾ!この二つ作ったヤツはどうかしてるゼ!
まず6ー3だが、道中ゼリー状になっている床があり、
ポヨンポヨンにウパが跳ねる。タイミングよくジャンプボタンを押すと、
高くジャンプできる。このジャンプを駆使しないといけないポイントがあり、
そこはジャンプの飛距離ギリギリでいかなければならない。
それだけならまー許容範囲だが、
クッソ速い鳥が突っ込んできたりとかなり厳しいゾーンだ。
鳥は見てから対応余裕でした…なんてできないゾ。
めっちゃ速いんだな。幸い出るポイントは決まっているようだがね。
ボス手前の魚肉ソーセージみたいなのが乱立している所もツライ。
足場が狭く慎重に進みたいのだが、またまたクッソ速い鳥が突っ込んでくる。
当たったら最後。ノックバックで落ちてミスである。
どうしたらいいか分からんので、
カラカラをブン回して勢いで進みました。それが攻略法なのかもしれない。
まず慎重には進めないと思うなー。
ボスはお馴染みのかとりーぶなのだが、
足場がゼリー状でポンポン跳ねるので、落ち着いて対応するのが難しい。
かとりーぶは雲に乗り浮いていて地面にカミナリを落としてくる。
とにかくかとりーぶが出す敵を跳ね飛ばし、
運よくぶつかる事を祈るような展開だったね。
とにかくココで残機使い切ったらコンテンニューで6ー1からになるので…
イヤーキツいっス!とにかく…必死に頑張ろう。

7ー1は下に落下していくステージ。
針山や敵が配置されていてダメージを避ける事が難しい。
落下した先がどうなってるかは死んで覚えるしかない。
初見ではまずクリアできない。絶対にだ。
ちなみにボスのかとりーぶは6ー3より断然簡単である。
そしてラスボスもそんなに強くない。
6ー3のかとりーぶの方が厄介だと思うなー。

と…不満ばかり書いたがそんなに悪いゲームじゃないと思う。
可愛らしいキャラクターと軽快なBGMは印象に残りやすい。
初見殺しが多いのはファミコンでは多かったし、
伝説級のスーパーマリオでもあったと思うしね。
カートリッジ版は値段がプレミアだが、金額に釣り合った価値はない。
WiiUのVCでディスク版がプレイできるので、
ソチラでプレイするのがイイとおもうなー。
ディスク版の方が音源がイイですゾ。

ゲームの評価 ★★★★★★☆☆☆☆ 06/10
オススメ度  ★★★☆☆☆☆☆☆☆ 03/10
03/10

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