がんばれゴエモン2(FC)

記事No　0215
メディア　ファミリーコンピュータ
発売日　1989年1月4日
開発元　コナミ
発売元　コナミ

友達が持ってたわーこのソフト。
ゴエモン1は好きだけど2はしっくりこなかったんだよね。
理由はわからん…なんとなく…
当時のゴエモンは結構な人気でFCでは外伝のRPG2作、
SFC時代も4作GBでも4作か…漫画やアニメにもなった。
でもいつのまにかフェードアウトしてもうた…
コナミはもうゴエモンゲームを作らんのかのう…

登場は1989年。前作は1986年との事なのでだいぶ間をおいているようだ。
実は昭和64年にFCで発売された3本の一つのようである。
昭和64年は1月7日までで、1月8日から平成なのでレアってワケ。
この後は機種問わず間髪いれずにシリーズが発売されているので、
このソフトが火付け役かもしれない。

ストーリーをば。
うっかり豚箱に入ったゴエモン。
相部屋にいたネズミ小僧のエビス丸から財宝の話を聞き、
ならばと二人で脱獄し財宝のあるカラクリ城を目指すのであった…

ジャンルは前作と変わらずのサイドビューの奥行きのあるアクション。
九州からスタートし日本列島を横断していく。全10ステージ。
横のスクロールが基本だが縦のスクロールもある。
前作ではほとんどのステージに関所があり、
ステージ中で手に入れる通行手形を集めていく流れである。
今回も同様ではあるがボス敵が追加されていることがあり、
ボスを倒して手形を手に入れるなどの要素が付け加えられている。
手形は主に隠された秘密の通路や迷路屋から手に入れられる。
店で買うこともできるがけっこう高い。
前作では店で買わずに拾い物で進められたが、
今回は店で買わないといけない面もあるので注意。

前作からの違いは二人同時プレイが可能になった事だろう。
FC時代のゲームは二人プレイできても交代制で、
「同時」にプレイできるのは希少なので接待ゲームとなる。
1Pがゴエモン、2Pがエビス丸となる。
ゴエモンの攻撃はキセルが基本で、招き猫をとると画面端まで飛ぶ小判を投げる。
ここまでは前作と同じだがもう1段階あり、それは「ねずみ花火」
この花火の挙動は文で説明しづらく、性能は使いづらい。
基本的に小判で進んだ方が良きであろう。
エビス丸は笛→かんしゃく玉→手裏剣となっており、
おそらく手裏剣の方が使いやすいと思われる。
困った事に二人プレイでの武器レベルの強化は共有しているので、
どちらかは使いづらい武器になってしまうネ。
敵や敵弾に当たると1段階下がるが防具アイテムがあるうちは下がらない。
おたふくをとると移動速度とジャンプ力がアップする。
0速から2速までか…こちらも二人共有となっているのかな。
前作では死ぬと無情にも0速からとなっていたが、
今回は1段階下がるだけですむので多少はやさしくなってるな。

感想をばッ！
スムーズにいってもエンディングまで1時間以上はかかる長丁場なのね。
まず、マップが広くそして迷いやすい。
全てカンニングしたが自力でだったら閉口閉口、絶対ムリ。
滞在エリアに「肥前」「肥後」「豊後」など看板が出ていたりするので、
前作よりマシにはなっているけどね。
できれば店の看板も出しとけやッオラァン！
このゲームで嫌な所はかなり端によらないとスクロールしない所。
いきなり敵が出てきて対処する為には走りながら小判を振るなり、
キセルだったらチビチビと歩くしかないのだ。
ちな、倒すとペナルティのある女の子や、
倒せない米俵が転がってくるなど嫌がらせは好きになれないね。
アクションはヒリヒリするジャンプアクションがあるので心臓に悪いね。
あ、ボス敵はパターンを見切り小判維持できればさほど強くはないので、
落ち着いてやればなんとかなるはず。
死にたくない人はYouTubeなどのクリア動画をみて学習しておくと吉。