星のカービィ夢の泉の物語(FC)

記事No　0178
メディア　ファミリーコンピュータ
発売日　1993年3月23日
開発元　ハル研究所,任天堂
発売元　任天堂

今や任天堂のマリオに並ぶ看板キャラとなったカービィ。
特に女の子からの人気がある印象…ピンクだし。
昔はアニメもやってたんだよねぇ…コロコロで漫画もやってたか。
近所の百貨店ではカービィショップが出張され、
子供達を中心に大盛況であった…なにも買わなかったが。

GBではじまったカービィの第二弾。
1993年にFC発売。SFCも広く普及していたのだが、
当時はまだFCも強かったようだね。
SFCでもカービィは発売されており、
登場は1996年…かなり遅い登場である。
その他、派生のカービィシリーズはたびたびリリースされ、
ちゃっかり人気者となったようだ。
ジャンルも様々だが今回は前作と同じ横スクロールのアクション。
開発は前作同様のハル研。
今では凄腕のクリエイターとなった桜井政博氏がネットリ絡んでおる。
ゲーム進行は各レベルにあるステージを順にクリアしていく。
各レベルには5〜6ぐらいステージがあるかな…レベル毎に大ボスステージがある。
レベルは8まで。8はラスボスステージのみ。
道中にミニゲームのステージもある。残機アップのチャンスだ。

カービィのアクションはGBでもあった敵やモノを吸い込み、
吸い込んだブツを吐き出してぶつけられる。
コレが基本のアクションだが今回は「飲み込む」事で敵の能力をコピーして使う事ができる。
全ての敵に能力があるわけではない。
そして、ダメージを受けてしまうと能力を吐き出してしまう。
出てしまった能力はもう一度吸い込むと戻れるが、
何度かバウンドして自然に消えてしまうので儚い…
2種以上の能力を同時に吸い込むと能力がルーレットし、
止めたところで能力が決まる…が、攻略に組み込む事は難しいだろう、速いし。
あとはダッシュとスライディングの追加。
スライディングは普通のプレイでそんなに活躍はしないが、
ダッシュは便利…せっかちな人も安心。
カービィのライフは6ポイント。
回復アイテムは潤沢にあるので、そんなに神経質にならなくてもなんとかなる。
なお、長丁場なのを踏まえてセーブ機能がある。
時代を先取るオートセーブである。

感想をば…
難易度はそれほど高くなく、かといって優しすぎる事もない絶妙な難易度。
スーパーマリオブラザーズ以降にFCの粗製濫造であふれたアクションゲーム達とはレベルが違うね。
カービィの操作性が現代と違い浮き上がるのは十時ボタン上となっている。
いつから変わったのかわからないが注意されたし。
不満点はトゲトゲのゾーンが被弾は避けられない。
狭すぎィ…どうすりゃいいんだか…
ライフがあればゴリ押しできない事もないのだが…正解がわからず難儀難儀。
細かい所でイラつく場面はあるが最初に書いた通り難易度は上々。
ゲームに慣れた小学生ぐらいの子どもならエンディングまでいけると思うな。
ただ全てのステージをクリアし隠しスイッチを押した後にできるエクストラステージはかなり難しい…
被弾にシビアになるためマゾ上級者も満足できるだろう。