がんばれゴルビー!(GG)


記事No 0122
メディア ゲームギア
発売日 1991年6月21日
開発元 ?
発売元 セガ

ゴルビーとは…ソビエト連邦大統領のゴルバチョフの愛称で、
当時の西側諸国に呼ばれていたんだそう。
ゴルビーはソビエト連邦の中では左派で、
西側との冷戦に事実上敗北を受け入れた張本人とも言える…
そんな大統領を登場させてしまって、
あれやこれやさせる…罪深いゲームである。
おそらく許可はもらってないだろうねぇ。

ジャンルはアクションパズル。
ゴルビーを操作してコンベアから流れる品物を市民に届けるのだ。
ラウンド4つで1ラウンドに8ステージ。
奇数偶数ラウンドでゲーム性がちょっと違う。
奇数ラウンドはフィールド上にあるONOFFスイッチに乗り、
うまく支給品が届くようにする。
偶数ラウンドではあみだくじのように品が流れるので、
ハシゴを掛けて届けるようにする。
ステージごとのノルマ達成でクリアとなる。
どちらのラウンドでも市民が求めている品以外を届けてしまうと制限時間が削られてしまう。
で、お邪魔虫な敵も登場してゴルビーの邪魔をしてくる。
敵は銃弾や棒を振り回し攻撃してくる。当たるとミスである。
ゴルビーの攻撃は「大声」だそうで…大声で敵の足止めする事ができる。
支給品の中にはラッパと…なんだかよく分からんアイテムも流れてくるんだな。
ラッパは大声の強化ができ射程も伸びる。
よく分からんアイテムは剣の舞の音楽が流れて敵の足止めになる。
とにかく…敵の相手をしつつ流れる品にも気をかけなければならん。
考えつつ動き回る忙しいゲームだね。

感想をばッ!
実在の人間を登場させるキャラゲーの一種で、
この手のゲームは良作は少ない印象なんだけど、
まぁまぁ面白いね。
ゲーム性に破綻している所も見受けれず、
ソビエトの社会情勢をうまくあつかっているし、
オリジナリティのあるゲームに仕上がっている。
なんでかな…敵がたぶんソビエト兵なんだろうけど、
大統領にむかって攻撃してくるってのはカオスだね。
最初は簡単だが後になってコンベアは複雑になりマップも広くなって歯応えは増してくる。
まぁ当然後になる程難しい…品物がどう流れていくか、
コンベアの動きとマップ把握が攻略の近道だね。

という事で…
当時のソビエトの困窮した状態をネタにするのもどうかではあるが、
時代だね…今だったら発売できないだろうね。
なのでDL配信はまずないだろう。幸いか中古相場は高くない。
ちな、今現在でゴルビーはご存命…このゲームを知ったらなにを思うかなぁ。

ゲームの評価 ★★★★★★★★☆☆ 08/10
オススメ度  ★★★★★★★★☆☆ 08/10

エンディングまでの動画です。

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