ロマンシング サガ
ミンストレルソング(PS2)


記事No 0150
メディア プレイステーション2
発売日 2005年4月21日
開発元 スクウェア・エニックス
発売元 スクウェア・エニックス

やっと紹介したゲームが150に到達…
昔、ガッツリやって12周もしたゲームを紹介するゾ。
ついに発売したねぇ…リマスター版。
発売前後の情報をみるかぎりでは快適な操作感、
レアアイテムのとりやすさ、ボスの追加や仲間キャラの追加など…
神リマスターですなぁ…プレイしたい。
でもパッケージ版がないんだなぁ…
でもフロントミッションリメイクが配信後に2日でパッケージ版発売のアナウンス。
スクエニめ…策士やのう…

1992年にSFCで発売されたソフトのリメイク。
13年の時を経てPS2で登場した。
ジャンルはRPG。主人公8人の中から1人を選択する。
オリジナルのロマサガから続くフリーシナリオシステムで、
序盤こそは主人公固有のイベントもあったりだが、
ソレを終えればイベント攻略順はプレイヤーに委ねられる。
とはいえ、イベントには「ゲーム進行度」で限定されているのもある。
例えば、フロンティアの開拓村誘拐事件は進行度0%から15%となっている。
ゲーム進行度はオリジナルと同じく敵とのバトルで進んでいく。
オリジナルでは敵との戦闘回数で逃げた戦闘も含まれていたが、
今回は逃げた戦闘は含まれない。
戦闘回数ではなくマスクデータの戦闘勝利で獲得するポイントで進行が進む。
ま、強い敵と戦った方が進みやすいはずだったなぁ。
ゲーム進行度もマスクデータだが町にいるギユウ軍に話す事で、
どのあたりなのか把握する事ができる。

主人公に選ばなかったキャラは全員仲間キャラとして加える事ができる。
パーティは最大5人。オリジナルでは6人パーティだったが、
もともと多すぎだったためか不満の声はあまり聞かれない。
仲間キャラは20人以上はいるかな…キャラはPUBで勧誘するのがほとんど。
仲間達には世界各地の地図を持っているヤツもいて、
仲間にする事では町の場所がわかり移動が可能になる。
主人公を選ぶキャラにもよるが行く先があまりなく、
どこに行っていいのか分からん事もあるので、
主人公キャラがPUBにいた時は仲間にしておいた方がヨイ。
外すのも詩人に頼めばすぐである。

戦闘は一般的なターン制で全員の行動を選択して敵味方入り乱れる。
オリジナルにはなかったがロマサガ2からの技の「ひらめき」は健在。
通常技以外は技や術はBPを消費して使う。
BPは他のステと同様に戦闘に勝っていく事で上昇するが、
BP最大値が上がりキャラによって戦闘開始時の初期BPが違う。
今回はアイシャでプレイしたがアイシャは初期BPは最大値の30%だ。
初期BPが少ないキャラは回復BPが多く、
初期BPが多い場合は回復BPが少ない傾向がある。

このゲームではお金の他に「ジュエル」があり、
ジュエルは武器術マップアビリティのスキルレベルを上げる事ができる。
最大LVは5。スキルはクラス単位で上げる方がお得。
というか、最初はクラス単位でしか上げられない。
たしかLV3まで上げると個別に上げられるかな。
クラスは初級、上級、伝説の3パターンあり、
例えば「海賊」なら細剣、片手斧、水術の3つスキルを上昇させる事ができる。
上級は大体が5つのスキル。当然スキルが多ければ必要ジュエルも多くなる。
伝説は…まぁ最初は気にしなくてもよい。伝説はクラス単位で上げられないしね。
スキルLVは高いと技のひらめきにも影響し、戦闘におけるBP消費量や武器耐久値のEP、LP消費武具や術のLP消費を抑える事ができる。
LPとはライフポイントの事だ。無くなると死亡となる。
その他マップアビリティの成功率などなど…スキルLVが高い方がヨイ。
できればLV5まで上げたいところだが…一周目では難しかろう。
必要ジュエルが多すぎで1人2人が限度だろうね。

ジュエルの稼ぎ方は戦闘でチビチビ…
マップアビリティの使用でチビチビ…と、この二つでは雀の涙。
各地でのイベント解決の報酬で多めのジュエルを得る事ができる。
オリジナルでは悪い事してもさほどペナルティはなかったりしたが、
慈善的なイイ事する方がゲームがスムーズに進みやすい。

いろいろあるが書ききれないので…感想をば。
オリジナルは発売当時にプレイしていて…ようやったわー。
幼い時はよく分からないゲームだったけど、
何度もプレイしたから間口は広かったと思う。
でも、何度もプレイしたのにも関わらずクリアしたのはけっこう先。
多分発売して5年ぐらいは経っていたなぁ。学校サボってよくやったゼ。
ゲームとは思えぬ壮大な世界観…よく作り込まれていたが、
あんまりゲーム内外で説明も少なかったかったんだよね…
町の人々会話もあっさりだったし。
納期や容量を踏まえてあれが限界だったんだろう。
悪く言えばSFC版ロマサガは未完成品だと思う。
で、このPS2版は世界観、キャラ設定などは忠実だが、
バトルに大幅な変化がある…正直別モノ。
過去のサガシリーズにあったひらめきや陣形技、
技の連携などオリジナルにはなかった要素が入っている。
特にBPのはゲームの成否を決めた重要な存在だ。
厄介で凶悪な敵も多く、普通に出会う敵でも全力さが求められる事も多々。
ただ、それはオリジナルでもあったなー、フルフルとイフリートを忘れないゾ。
不満点は…ゲーム進行がかなり速いため、ちょっと敵を倒しただけで進んでしまう。
より多くのイベントをこなすのであれば余計な戦闘はせず、
計画的に戦闘をこなす必要がある。
なので、ダンジョンではステルス忍び足のマップアビリティで敵を避けつつ、
奥で強制エンカやボスだけを討伐しなければならん。
戦闘をこなせないという事はこちらのステータスも強くしづらいため、
ボスがかなりの強敵となってしまう…それはどうなのか。
僕は考えがいあってイイと思うけどね…人によってはツラいだろう。
序盤から窮屈なプレイを要求されるが、最終盤では思う存分暴れられるので、
まー我慢我慢…やっぱりサガは人を選ぶなぁ。

という事で…
もうリマスター版があるのでPS2版でプレイする人も少ないだろう。
ハードディスク搭載のPS2ならインストールできるので、
できればソッチの方がヨイ。移動が多いゲームなので、
ロードが短い方がストレスにならない。
マニアックな話だがお宝の地図のリサイクルはバグだったらしく、
リマスター版ではする事ができない…地図リサイクルだけが利点か。
なんでもロマンシングなアイテム「青の剣」もリマスター版では取りやすくなってるようで…嬉しいかぎり。
青剣を発掘する人は狂人と呼ばれていたからねぇ…
あ、そうだ。攻略のお供にピッタリな本…アルティマニアは信じられないくらい高騰していて、
今現在の駿河屋では6000円となっている…定価の3倍ダゾ3倍ッ!
こんな値段で買うのはよほどの勇者か狂人であろう。

ゲームの評価 ★★★★★★★★★★ 10/10
オススメ度  ★★★★☆☆☆☆☆☆ 04/10

Amazonの商品紹介
やるよ。
ロマンシング サガ -Minstrel Song-

良心的な値段。
ロマンシング サガ -ミンストレルソング- アルティマニア (デジタル版SE-MOOK)

イトケンサウンドにしびれたマエッ!
ロマンシング サガ -ミンストレルソング- オリジナル・サウンドトラック

駿河屋の商品紹介
リマスター版で真サルーイン討伐に挑戦したい…
PS2ソフトロマンシング サガ -ミンストレルソング-

あると便利なのにこの値段はくやしいのう…
攻略本PS2 ロマンシング サガ -ミンストレルソング- アルティマニア

サガの音楽は人気あるよねぇ…
アニメ系CDOrchestral Saga