記事No 0198
メディア セガサターン
開発元 ?
販売元 マイクロキャビン
発売当初に買ったよこのゲーム。
SSユーザーだったしRPGが大好きだったからね。
プレイして…う〜ん。期待してたのと違ったかなぁ。
FFやDQみたいなのを望んでタンスけど…
クリアせずにすぐ売った覚えがあるね。
今回は再挑戦…情報によると難易度は簡単との事なのでね。
※エミュなので動画にノイズと処理落ちがあります
オリジナルは3DOで1995年に登場。その後、約1年後にこのセガサターン版。
おそらくキャラに声を当てただけでゲームバランス等はそんなに調整されてないと思われる。
当時の飛ぶ鳥を落とす勢いだった人気声優の「林原めぐみ」「椎名へきる」を添えていて、
注目度はバツグンだったであろう。
ユーザー人気の高いジャンルのRPGなのでセガも期待していたと思うが、
やはりFFDQの牙城を崩す程の評価はなかったかなぁ。
メーカーのマイクロキャビンは知る人ぞ知る古参メーカー。
この作品の前にもSSで「リグロードサーガ」リリースされている。
リグロードサーガも買ったわーあんまりイイ印象ないけどね。
ストーリーをば。
主人公のルシオンはピナコテイクの塔に住む女の子の魔法使い。
ある日、師匠コッキンドールの留守の間に来訪者が現れる。
その若者の名はエルゴート。
夜になると獣人化してしまうという奇病に悩まされていた。
エルゴートはコッキンドールが居らず落胆していたが、
ルシオンは退屈を潰せると思いエルゴートと共に師匠を探す旅に出る…
ほとんどのモノは3Dのポリゴンで描かれている。
画質は3D黎明期なので荒いがそんなに悪くはない。
移動マップでは視点をいくつか変えられるがノーマルのヤツが一番見やすい。
昼夜の概念がありフィールドマップでは時間が経つ。
これは獣人化するエルゴートのためにある設定みたいなもので、
ま、街のマップに入れば昼夜で特に変化はない。
街、ダンジョン共に壊せる障害物があり、
破壊する事で稀にステータスアップのアイテムを拾える。
大体3%から5%くらいの確率だろうか…それくらい。
障害物は街の入り直しで復活するので、
その気になれば破壊しまくるだけで味方の強化は可能ではある。
…あるが、レベルの上がりやすいゲームなので、
敵を倒して強化した方が効率はいいと思う。
でも、とりあえずブツをみかけたら壊す感じで…ok
戦闘はかなり独特で視点クォータービューとなっており、
味方は下部、敵は上部に陣取っている。
敵味方は行動が入り乱れており、大体は素早いヤツからの行動となる。
行動順が回ってきたら移動と行動を選択できる。
移動は縦2列以内左右どこでも任意に移動し、
直接攻撃であれば選択した敵目掛けて一直線にいく。
その際、線上に障害物があれば物に対しての攻撃となってしまう。
武器には破壊力が定められており、障害物もまた破壊力に対する耐久値がある。
例えば、破壊力5の武器で耐久値が6なら破壊できない。
敵もまた同じで障害物を盾にするような戦略も可能というわけだ。
また、攻撃する際に奥の敵に攻撃したくても、
奥の敵の前に前衛がいれば奥に攻撃ができない。
槍などの範囲攻撃はその限りではない。
味方も同じなので防御面に不安があるキャラは、
他のキャラの後ろに配置する方がヨイはず。
後衛にしても攻撃力は下がらんはずじゃ。
敵味方共に貫通するような攻撃手段もあるので、
後衛が全く攻撃を受けないワケではないけどネ。
仲間はゴーレムを入れると6人。メインキャラは5人で、
戦闘に出せるのは4人で溢れたキャラはベンチに回る。
戦闘に出さなくても経験値はもらえるので、
レベリングが遅れたりする事はない。
キャラクターを紹介。
・ルシオン
師匠コッキンドールの元で修行する魔導士。
パーティ内唯一の魔法の使い手なので出番は多い。
「大丈夫、じょぶ★」とか妙な口癖でキャラ付けされておる。
HPは低くMPが高いというよくある魔法系のステータス。
意外にも物理も序中盤辺りまではイケんこともない。
終盤はアイテムの「魔神」系が強力で、
持ち前の魔法力でザコを蹴散らせるゾ。
・エルゴート
とある出来事で獣人化してしまった不幸な男。
ルシオンに振り回され、やれやれ…と付き合わされる。
戦士系で最初からいるので愛着をもってしまう。
鎌系の武器は範囲攻撃なのでザコ戦では頼りになるか。
夜になると獣人化し戦闘能力が上がる。
ダンジョンでは時間が流れないので入る前は夜にしておく。
・ミミナガ
毛の質感やピュアな目…リアリティなタッチの立ち絵が印象的な人外。
種族はモールベアらしい…親は戦士だが親と違い臆病さがある。
実際にはエルゴートよりやや高い攻撃力を保持している。
向こうは範囲攻撃もできるので一長一短だが。
アースクエイクという地震攻撃ができて、
無消費で全体攻撃で障害物を壊せる便利な技。
ただ、ちょっと体力は低めか…体力の薬でドーピングするのも悪くない。
・カネヨン
赤いリザードマンの好戦的なおぢ。
見た目はモンスターだが…あまりこの世界では関係ないようだ。
盾を装備できず二刀流でパーティ随一の攻撃力の高さ。
防御力にちょいと難アリだがまずスタメン入りするだろう。
誰かの後ろに配置すれば運用しやすい。炎を吐くブレスも使えるゾ。
・ビオメルダー
攻殻種族の…モンスターだよね…?顔恐いけど。
一応はおぢ…カネヨンとは対照的に冷静さがある。
防具は盾しか装備できないが地の防御力が高く固い。
装備にお金があまりかからないのはgood。
武器は槍など…前後に貫けるのはgood。
「投げる」のコマンドがあり障害物を投げて攻撃ができる。
障害物がないと仲間を投げる…仲間にダメージはないのでgood。
感想…をば。
簡素。
ほとんど3Dポリゴンで頑張ったのは評価。
その分野で先駆的な作品。ただ、世間の評価は低いけども。
2D RPGを過去のモノにするにはチカラ不足だったか。
今回は最初から攻略サイトを参考にプレイしたんだけど、
なかったらだいぶキツいゲーム。いろんな事が不親切すぎる。
魔法はレベルUPで覚えず人に教えてもらって増えていく。
その設定自体はいいけれど、誰に話しかけるのか…
大体の流れは町に着いて問題が起こる→ダンジョンでボス倒す→解決。
という感じ…解決すると町の人が魔法を教えてくれる。
重要魔法が含まれているので忘れず必ず話しかけなければ…
ちな、序中盤までです。終盤には魔法を教えてくれる人はいない。
あとは…ダンジョンには最後にボスが配置されている事が常だが、
セーブポイント等はない。負けたらタイトル画面直行。
シビアすぎる…DQ式にするかセーブポイントが欲しかった。
ボスの部屋に入ると自動で動き出しボス戦となるので、
傷を負っていて回復してないとかなり危険であるゾ。
最後に…レベルは上がりやすいのだが報酬が少なく金があまり貯まらん。
最強装備にしたかったけど…途方もないので諦めたわー
それでもラスボスに勝てるようにはなってるけどね…
というか…レベルは上がっても強くなってる気がしないんだよなぁ…
という事で…
プレイ時間12時間程度で短め。
子どもの頃の借り返した…もうやらん。
やるなら攻略本やサイトを観てプレイしよう。
3DO版は声が当てられておらず、声があった方が楽しいゲームなので、
SS版の方がオススメであるゾ。
ゲームの評価 ★★★★☆☆☆☆☆☆ 04/10
オススメ度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 02/10
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マイクロキャビンでまだ存命なんだね。
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