魔導物語
はなまる大幼稚園児(SFC)


記事No 0036
発売日 1996年1月12日
メディア スーパーファミコン
開発元 コンパイル
発売元 徳間書店インターメディア

魔導物語…一応人気シリーズなのかな?
結構な数のゲームがリリースされてる。
なんとなくセガハードの印象が強いが…。
Wikiによると初出はMSXらしい。パソコンかと思ってた。
コンパイルの看板タイトルだったんだろうと思うが、
魔導のキャラを使ったぷよぷよの方が有名になった。
そういうこともあり、今作のパッケージにはぷよぷよRPGと記載されている。
だが…「ぷよぷよ」のようなゲームを期待すると…。

ストーリーをば。
主人公はアルル・ナジャ。魔導幼稚園に通う幼稚園児。
ある日アルルのもとに一通の手紙が届く。
おばあちゃんに読んでもらうと、
そこには8つの秘石を集めると願いが叶うとの事だった。
アルルは幼稚園の卒園認定証が欲しいため、秘石集めを始めることに…。

RPGであるが魔導物語特有のものがある。
それは一般的なRPGではHPなど数値やグラフで表示したりしているが、
今作ではアルルの表情やテキストなどで把握するのだ。

戦闘におけるダメージなども数値で表示されない。
おそらくマスクデータで内部的には数値化されてると思う。
最初は戸惑うがすぐになれるでしょう。

良かった点と悪かった点を挙げてみる。
まず良かった点。アルルがかわいい(ロリコン)
移動中でも表示されているアルルの顔はイキイキと動いており、
とってもカワイイ。
戦闘中でもチビアルルが動きが激しいので、見ていて楽しくなるゾ。
ぷよぷよでおなじみの漫才デモも健在。
戦闘が始まる前に必ず起こるが、見たくない時はBボタンで飛ばせる。

そして敵の強さよりコチラの強さが結構高くなると、
エンカウントした時にLRボタンを押したままにすれば、
戦闘に勝利した事になるのだ。
基本的に敵とは1対1のバトルで、弱点が解るとやる事は同じなのでこれは便利である。

そして悪かった点。いっぱいあるゾー。
その一つはマップである。
ダンジョンマップはコピペだらけで非常に味気ない。
しかも結構広く迷いやすく覚えにくい。それがすごく残念。

上述した1対1のバトルも飽きやすい。
弱点が解らないと苦戦するのだが、解ってしまうとやる事は同じ。
戦略性もあるにはあるのだがねぇ。

マップ移動時、右下にアクションアイテムがある。
複数のアイテムをLRボタンできり変えられるのだが、
プレイしていて全然使わない。使う必要がないのだ。
こんなんだったら普通にアイテムを使用する形で良かったのではと思う。

あと後半超バランス崩壊アイテムの指輪がある。
その指輪があるとラスボスも完封できるのだ。
ただ、取るのは非常に大変でまず初見だと発見できないかなー。

最後に、次にどこに行ったらいいのかわからなくなる。
ヒントが少なく迷う事がかなりあった。
実は中盤は攻略順序を決められておらず、
自由度がけっこう高いんですがねぇ。

おっとまだあった。魔法「ジュゲム」が謎。
爆発の魔法でダメージを与えられるようだが、一度も成功した事がない。
なぜか失敗ばかりするので、普通に属性魔法を使った方が良かったりする。
そして魔導力。いわゆるMPだが属性魔法や回復魔法では魔導力を消費しないので、
なくなる心配は皆無である。MPを消費するジュゲムは使い物にならないしねー。

ぷよぷよのあるRPGを求めると肩透かしを喰らうでしょう。
でもそんな人いないよね?
実際ぷよぷよはせず、ぷよぷよのキャラがでるだけである。
1996年発売というスーファミ後期の作品だが、
背景やマップのグラフィックはやや残念という印象。
初めて魔導物語に触れたい人は他の作品の方がいいんじゃないかな。

ゲームの評価 ★★★☆☆☆☆☆☆☆ 03/10
オススメ度  ★★★☆☆☆☆☆☆☆ 03/10

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