ロマンシング サ・ガ2(SFC)


記事No 0186
メディア スーパーファミコン
発売日 1993年12月10日
開発元 スクウェア
発売元 スクウェア

なんとか間に合ったか…
いよいよロマサガ2リメイクが発売されるね。
情報を見る限り期待せずにはいられない。
体験版も配信されているようだ…でもやらん。
やると欲しくなるかもしれんので…
できれば中古で安くなってからにしたいのだ。
もしすごい売れたらロマサガ3もリメイクあるかもね。
誰かボクの代わりにお布施してくれ。

登場は1993年で、前作はじわ売れ人気。
ロマサガ2の期待度も高く売り上げも上々。
約149万本も売れたらしい…
ボクは母と発売日に買いに行ったが売り切れで買えず、
別日にホームセンターで買った覚えがあるね。
前作はRPGの常識を覆すフリーシナリオ。
どこから攻略してもOKで多くのプレイヤーを迷わせたが今回も健在。
舞台は帝国、レオン皇帝が七英雄クジンシーの侵略をうけ、
復讐と世界平定を掲げ、支配地域を増やしていくのだ。
レオン皇帝の意思は古代人から授かった「伝承法」によって、
記憶や能力が次代に受け継がれるようになっており、
数千年にも及ぶ帝国の歴史を紡いでゆく。
次代の皇帝は仲間になるキャラから選出される。
ゲーム開始時に名前をつけるキャラは最終皇帝であり、
クライマックスを担うキャラクターである。

ストーリーをば。
この世界には「七英雄」と呼ばれる伝説の存在があった。
七英雄はモンスターを駆逐しどこかに姿を消した。
多くの月日が流れ人々から伝説が忘れ去られていたが、
世界には多数のモンスターが現れ始めた。
人々はいずれ七英雄が再び帰ってきて世界を救うはずと信じた…
…そしてついに七英雄が帰ってきた…七英雄は世界を救うのか…

仲間になるキャラは「クラス」ごとに8人おり、
加入、死亡などがおきても順々に補充される。
2、3回はループするはず…でも皇帝になれるのはキャラ毎に一度だけである。
8人は基本的に同じ運用で問題ないが、
ステータスや武術魔術技能にちょっとした差異はある。
技のひらめきの才能も違う、これ重要。
技は戦闘中に攻撃によって確率でひらめく。
その後ひらめいた技はWPを消費で使用する事ができる。
強力な技は戦局を左右するので絶対に仕組みを理解するべし。

初代ロマサガからかなりの変更点があり、
その仕組みを理解するにはサガ初心者には難しい。
まずパーティは6人制から5人に変更され、
パーティみんなで組む陣形がある。
初代でも前中後で配置を組んでいたが、
今回は陣形で様々な効果が得られるようになった。
ゲーム冒頭で「インペリアルクロス」という陣形を組むが、
これは5人が十時に並び前衛が攻撃を受けやすく後衛が狙われにくくなる。
初代であった後列では剣の通常攻撃が届かず、1ターン使って前進させるとかあったが、
配置による武器の使用に限定はない。でも敵には前後があるようだ。
その他、陣形は複数あり陣形を持っているクラスが皇帝となり、
道場の陣形練習者に話すことで陣形を獲得する事ができる。
陣形は多様。皇帝は配置固定だがその他は陣形を組む時に選べる。
だがほとんどは「ラピッドストリーム」で安定。
この陣形はかなり強力で5人全員が敵より前に行動できる。
しかも皇帝から並び順で行動する。
デメリットはディフェンスに難ありか…ほとんどの陣形は1人でも倒れると陣が崩れる。
行動後は強制スタンとなるので物理的な盾の防御は期待できない。
攻撃性の強い陣形…ロマサガ2では敵のパンチも痛く、
ヤラレる前にヤれが大事である。

一般的RPGと違いHPは戦闘前には満タンで、
傷ついたHPを戦闘後に回復する必要はない。
LP制が導入されており戦闘中に落ちるとLPを失い倒れる。
さらに倒れた状態で攻撃を受けるとLPを失う。
前作では戦闘中に倒れると回復で復活できなかったが、
今回はLPがあれば復活できる。
LPはキャラにもよるが平均12Pと程度か…LPは宿屋で回復はできず、
回復アイテムはレアである。LPが全てなくなると死亡扱いである。
武術や魔法は各々「WP」「JP」というポイントと消費する。
これらはHPと違い戦闘後に回復はしない。
宿屋かアイテムで回復できる。戦闘中に回復する手段はない。

WPやJPの最大値はそれぞれの技能レベルで増やしていく。
初代と違い武器そのものにレベルはなく、
それぞれのキャラが戦闘後に「技術点」を獲得する事によって技能レベルが上がる。
例えば、戦闘中に大剣を使用し戦闘勝利後に技術点を獲得し、
技術点が規定値に達したら「剣、大剣」の技能レベルが上がる。
技術点はRPGでいう経験値と同等のものであると考えればヨイ。
この技能レベルは帝国全体の技能レベルも担っており、
ユーザーにはマスターレベルと言われておる…基本マスクデータである。
なのでパーティキャラが死ぬなりなんなりで新しく補充する際、
キャラの保持技能LVはマスターLVから算出されるゾ。

世界各地で様々イベントがある。
七英雄クジンシー討伐まではチュートリアルでその後は自由。
決まった順序はないため好きにしてよい。
とはいえ危険なボスもいる場合もあるので腕試しにチャレンジも一興。
イベントにはいわゆる「字幕」有り無しがあり、
有りだと年代ジャンプの可能性がある。
有り無し問わず現世代でクリアしたイベントのポイントと、
戦闘回数を照らし合わせて決まる。
その他、特殊な年代ジャンプもある。
年代ジャンプは現世代に開発した合成術、開発武具、閃いた技が、
ジャンプ後に次世代で使えるようにするため理解しておくシステムである。
特に合成術は依頼した世代では使えずジャンプ後。
最終皇帝になってからでは遅いので、
終盤に必要だと思う合成術は早めの開発が大事である。

ワールドマップ移動は地図上で移動が常。
町での会話や航路での移動などで行ける場所が増える。
制圧しないとでかいワールドマップから行けなかったりするのが基本。
エンカウントは敵シンボル接触ではじまる。
前作ではマップに入ると気が滅入るぐらいの敵の数であったがかなり緩和されている。
ダッシュが搭載されているので敵シンボルを避けやすいが、
例外はあるが敵が出る所ではダッシュすると視界が狭くなり、
ダッシュ中に接触すると陣形が崩れてしまう。
強制戦闘でもない限り逃走できるが、
前作と同じく戦闘回数によって敵が強くなっていくので、
あまりにも逃げまくるのも注意されたし。

感想などをばッ!
初プレイ時は最初にある程度は情報を入れてからのプレイが望ましい。
力押しでいくとラスボスが非常に強いのだ。
なので武器…特に大剣の開発、有用な合成術、使える陣形、見切り技etc…
一通り確認しておこう…必ず術研究所は建てよう…
攻略サイト観ながらの方がヨシ。
ただ、どうしても勝てない場合…水術の最強の術「クイックタイム」を使おう。
クイックタイムは敵の行動をシャットアウトさせる事ができ、
連続して使う事で完封できる反則技である。
クイックタイムは水術のマスターLVをガッツリ上げれば使える。
卑怯だが最初はこれでヨシ、2周目からはガチ勝負をしてみて。
やはりか…サガシリーズに多いバグも多く健在。
その他、数値の設定ミス、マスクされたステータス。
普通にプレイしただけでは七英雄の秘密に気づかない事…
クソゲーなり得てかもしれない可能性を秘めているが、
斬新なゲーム性やシュールな表現で、
どこか絶妙なバランスで成り立ってるんだな。
嫌いな人も多いだろうが好きな人も多い…そんなゲームだと思う。

という事で…
リメイクが楽しみ。高い難易度はどうなるのか。
かなり作り替えた戦闘システムになってるようなので、
クイックタイムはあるのか…どうかな?
時代に合わせたロマサガで若い世代にもウケると期待したい。

ゲームの評価 ★★★★★★★★★★ 10/10
オススメ度  ★★★☆☆☆☆☆☆☆ 03/10

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