スーパーマリオアドバンス4(GBA)

記事No　0179
メディア　ゲームボーイアドバンス
発売日　2003年7月11日
開発元　任天堂？
発売元　任天堂

エミュで懐かしのFCマリオ3プレイ中、次はマリオ3を記事にするか…とぼんやり。
プレイ中ふと頭によぎる…「そういやGBAでマリオ3ができたはず！？」
…そしてソフトを持っていた…やった事ないしやってみっか。
GBAって過去のマリオの移植多いんだな、このソフトで4つ目だしね。

ストーリー…クッパ、ピーチ姫を誘拐、各地の城で魔法の杖を奪われる、
マリオ、世界をまわる、以上。

もとは1988年にFCで出たモノの移植リメイク。
SFCでもマリオコレクションに収録されていてSFC版がベースとなっている。
王道を往くサイドビューの横スクロールのアクション。
ワールド8つでワールドには8から12個ぐらいか…ステージがある。
1から7ワールド最後には飛行船ステージとなり、
マリオ3で初実装の強制スクロールである。
もうワールド1の4面から強制スクロールはあり、
通常と比べ難易度が高い傾向が実情である。
ワールド攻略道中は必ずしもクリア必須じゃないステージも多々あり、
進路分岐があったりアイテムの「雲」でステージを回避したりと、
アクションが苦手な人もなんとかなるようになっている。
アイテムはキノコやフラワーなどキノピオの家などで獲得できる。
ステージ開始前に使えるので有効活用。
ただ、アイテムを使うと難易度は低くなるので、
アイテム禁止の縛りプレイが上級者にはいいかもしれない…

以前のマリオの変化はキノコで巨大化し、
フラワーで変化するファイアマリオだけであったが今回は多岐にわたる。
主な目玉変化は1面から登場するしっぽマリオ。
しっぽをくるりと回し敵に攻撃するほかに空を飛ぶ事ができる。
助走をつけて「P」が点滅すればテイクオフ。
Aボタンを連打で対空時間5秒ぐらいか…高く飛ぶ。
その後もAボタンしっぽ連打でやんわり滑空できる。
このしっぽの動作は通常ジャンプでも有効で、
着地点にやんわりと降りる事で着地精度を高める事ができる。
ファイアマリオの攻撃性も捨てがたいが、
ジャンプアクションが本質を占めているマリオ3において、
しっぽの滑空はキモである。
その他、カエルにタヌキ、ハンマー。
カエルは水中面で快適な操作性を実現するが、
地上面ではからっきしダメ。
タヌキはしっぽと性能がほとんど同じだが、
地蔵に変化する事で一定時間無敵となる。
この地蔵は普通では踏んで倒せない一部の敵を倒せる。
ハンマーは敵のハンマーブロスと同じくハンマーを投げられる。
ややふんわりとした軌道でイマイチ攻撃しづらいが、
ダメージは強力でクッパですら即殺できる。
あとしゃがむとパックンの炎に耐えられる。
…最後に5-3限定で大きな靴に入って動けるクツマリオ。
トゲトゲの上を歩いたりパックンを踏んで倒せたりする。
クツマリオはステージクリアで脱げるのでクツ状態を持ち越す事はできない。

特に難しいステージを紹介。
…それは7−4…水中面でなおかつ強制スクロールである。
ここで注意したいのが子連れイカと敷き詰められたしびれくらげ。
イカはイヤらしい動きをし4方向に子イカを射出してくる。
スクロールと合わさって避けるのが大変である。
イカはファイアマリオなら対処しやすいが…しびれくらげ君は…
動かないが当たればダメージ…しかも無敵。
水の中は操作性が悪いし…くらげの接触判定が厳しくないかね？
カエルスーツならくらげを避けやすい…
ただそれだとイカの対処が難しいかなぁ…うーむ。

感想をばっ！
オリジナルに比べ難易度は低下している。
それは例えばオリジナルではファイアマリオなど2段階目の状態で敵に被弾すれば、
ちびマリオまで落ちるワケだが、
今回は1段階下がるだけなワケで…
2回ヒットで終わりだったのが3回となってるワケで…
ま、別に不満ではないがね…
大体過去のSFCのマリオコレクションでも同じ仕様であったワケだし…
最近のマリオでもデフォルトなワケで…
…マゾはオリジナルの方がいいゾ〜
オリジナルの不満点はセーブができない事だったが、
今回はできるので良き良き。
各ワールドには秘密や隠し要素が散りばめられており、
例えばステージで規定枚数以上のコインを取ると、
隠しキノコハウスが出現してレアアイテムを獲得できたりといろいろある。
特にワールド選択できるアイテムの「笛」は有名。
ワールド1で2個取れるのでそれだけでワールド8までいける。
もともとセーブ不能長丁場なゲームだったので…その名残りかな。