ゼルダの伝説神々のトライフォース&4つの剣(GBA)

記事No　0207
メディア　ゲームボーイアドバンス
発売日　2003年3月14日
開発元　カプコン
発売元　任天堂

ふと3DSのゼルダ神トラ2がやりたいと思い調べてみると、
どうやらSFCゼルダ神トラの続編であるとの事で…
SFCゼルダはブログ初期にプレイ済みなので、
移植のGBA版をプレイする事にしてみた。
本編の他、「4つの剣」というのも収録されているが、
ボッチでは遊べない素敵仕様…敷居は高い。

元のゲームは1991年にSFCでリリースされたモノ。
このソフトは2003年発売なので12年の時を経て移植された。
ゼルダ3作目だが初代と2にあたる「リンクの冒険」は話が繋がってたのだけれど、
今作から別の世界線という感じだったかな…
おおまかにリンクがゼルダを救うのは共通しているが、
キャラ設定などが地味に違っていたりする。
オリジナルは世界売上が約460万本とメガヒットした作品なので、
面白さはおりこみ済なのだ。
GBA版は画面のアスペクト比が違うので、横に長く縦が短い。
まあでもプレイ感覚はそんなに変わらないと思う。
後は、剣を振る時や穴に落ちた時にリンクに声が当てられておる。

ストーリーをば。
謎の司祭「アグニム」に七賢者の末裔の娘達が攫われた。
早く助けなきゃ！(使命感)

ジャンルは見下ろしタイプのアクション。金はあるが経験値はない。
数多のダンジョンを複数のアイテムを駆使して攻略していく。
Bボタンで剣による攻撃。Aボタンはあらかじめ選択したアイテムを使う。
Rボタンはダッシュと持ち上げ。草等の持ち上げは最初からできるが、
岩などはグラブを取らないと持ち上げられない。
ダッシュも同様でペガサスの靴を取らないとできない。
GBAはSFCよりボタンが少ないため、SFC版経験者は戸惑うと思う。

最初のフィールドは光の世界となっており、
ゲームを進めると闇の世界に行けるようになる。
闇の世界に行くには魔法陣的なモノに乗る。
光の世界に戻るにはマジカルミラーを使う。
この二つの世界は地形が類似しており、
世界を行き交う事で新たな道を模索できる。

ダンジョンはストーリーを進むにつれて複雑な構造となっていく。
出入り口が閉まりエリア内の敵を殲滅するとか、
特定の敵を倒し鍵ドロップ…特定のブロックを押す事でスイッチとなるなど…
基本的に初代ゼルダのシステムを踏襲している所はあるが、
アチラほど理不尽ではない…
爆弾使用による通路開拓は壁にヒビが入っているので分かりやすい。
ボスもそれなりに強くどうしても被弾を避けるのは難しいが、
道中で手に入るビンに妖精や回復の薬などを入れられて、
最大4つも持てるのでそれらを駆使すれば難易度はそれ程高くはないはずだ。

感想をば！
不朽の名作を携帯機で遊べるというのは当時は大きな利点。
基本的にベタ移植だが、
あんまりイジっても完成されている作品なのでこれで良かったのだろう。
最近のゼルダと比べれば狭い世界だが、
昔はこれで良かったのさ…カラフルで衝撃を受けたものよ。
不満点はボタンの数ぐらい…GBA本体ってYやXボタンがあった方がよかったなー
問題なのは同時収録の「4つの剣」の方で、
2人以上いないとできないというのはいかがなものか…
本体は当たり前だが人数分のソフトがないとできないというし…
やってみたかったなぁ…あ、4つの剣をクリアすると、
神トラの方で新たなダンジョンが追加されるらしいっスよ。
GCでリリースされた「4つの剣+」はソロでもできるので、
敷居を高くしたのは失敗だったのかもしれんのう。