ときめきメモリアル(PCESCD)

記事No　0145
メディア　PCエンジン SUPER CDROM2
発売日　1994年5月27日
開発元　コナミ
発売元　コナミ

ようやくPCエンジンミニで遊ぶ事にした。
PCエンジンミニは58タイトルという事でボリュームはあるが、
海外版のバージョンはいらなかったと思うんだよねぇ。
カトケンとか差し替えキャラになっているし、
ニュートピアとか英語版でプレイする人いるぅ？
海外でもPCエンジンミニは展開されているのでコスト削減なのかなぁ。
その割にはメガドライブミニより値段が高いっていう…うーん。

ジャンルは恋愛シミュレーション。
主人公はきらめき高校に入学した生徒で3年間の学生生活を体験していく。
「恋愛」なので多数の女の子達が登場し、
ゲームの目的であるお目当ての女の子と仲良くし、
伝説の樹の下で告白されればグッドエンドだ。
学生生活でする事は自分自身のパラメータを上げる事。
文系学習、理系学習、芸術、遊び…などなどコマンドがある。
各種パラメータによって様々な女の子が登場する。
文系を伸ばせば如月さんが、容姿を伸ばせば鏡さんなどで対応している。
その他複雑な条件で登場する女の子もいる。
メインヒロインである藤崎詩織は幼なじみ設定なので最初から登場している。
コマンド実行時にはパラメータ上昇には成否判定が行われ、
必ずしもイイ結果がでるとは限らない。
でもそんなにシビアになる事もなく、
上げたいパラメータをマメに実行していれば必要な分に達すると思う。

ただ、藤崎詩織は別で彼女の場合はパーフェクトな人間でないと相手にされない。
全てのパラメータが高い基準値に達してないといけないのだ。
才色兼備な女の子なので、こちらは文武両道、容姿端麗でないとね。
パラメータ上げていけば他の女の子も出てしまうのだが、
このゲームでは出てきたお目当てでない女の子もある程度は相手しなければならない。
ほっとくと爆弾が発生しもっとほっといて爆発させてしまうと、
全ての女の子の評価が下がってしまう。お目当ての高評価も水の泡だ。
詩織タンを落とすにはプレイボーイでなければのう…
普通にやっては落とせない難攻不落の要塞である。

で、女の子をデートに誘うのだが、
今どきの通信手段としては化石である固定電話を使用して誘う。
場所は女の子によって好みがあるので気をつけなければ。
デートでは会話が発生し選択肢が出るが、
好印象与えるチャンスなので間違えないのが大事だ。
デートは爆弾解除の役割もあるので、
どうでもいい女の子でも好印象を与えておく方がイイのかな。

感想をば。
自身を成長させ、恋愛を謳歌するというこの当時はなかった革新的なゲーム。
色とりどり十人十色な女の子達はどこかズレているが、
それぞれ個性的でコミュニケーションをとると魅力的に感じる。
実際にはありえないような設定の子が多いけどね、ゲームなので。
今回は朝日奈さんを狙ってみたゾ。
流行りに敏感で遊び人。明るい性格なので人気も高し。
色々手広くパラメータを上げてしまい、
9人も女の子が登場してしまった。3年目はほとんど爆弾処理で四苦八苦だったね。
それもときメモの醍醐味か、デートをダブルブッキングしないよう、
待ち合わせ場所を間違えぬようやりくりは大変だったゾ。
気になったのは操作感がマウス的な操作なのでパッドではやりづらいかな。
あとさりげなくフルボイスなんだよね…CDROMとはいえすごいね。
でも音声は飛ばす事はできないので、繰り返しのプレイには苦痛かも。