記事No 0154
メディア ゲームボーイ
発売日 1992年9月14日
開発元 任天堂、インテリジェントシステムズ
発売元 任天堂
カエルの為に鐘は鳴る…奇妙なタイトル。
子どもの頃に印象が残ってたねぇ…CMで観たのかな。
タイトルは「誰が為に鐘は鳴る」という小説のパロディ。
もち知らんかったが「タイトル」のみで中身をパロディしているワケじゃないそうだ。
で、今回は初プレイ。いろいろと評判のイイゲームだね。
ストーリーをば。
主人公サブレ王国のサブレ王子、カスタード王国のリチャード王子。
2人はライバルでいつも剣の技術を争っていた。
そんな中、突如としてゲロニアン軍がミルフィーユ王国を占拠した。
ミルフィーユ王国のティラミス姫の安否を案じ、
2人は競い合うようにミルフィーユ王国に向かう…
ジャンルはアクションアドベンチャーと言えるが、
パズル要素というか謎解き的な感じがある。
見下ろしタイプのゼルダ的な画面構成だが、
ダンジョンではほぼサイドビューのアクションとなる。
敵とのバトルはオートである。
戦闘中コチラができる事はアイテムを使うか逃げる事ぐらいだ。
物語が進むとカエルとヘビに変身する事ができる。
水の中に入るとカエルとなり、卵を食べるとヘビに変身する。
幸せの果実を食べると人間に戻る。
カエルとなると水の中を自在に動けてジャンプ力が増す。
あと虫系の敵は一発で倒せるようだ。
ヘビはジャンプ力はないが狭い通路を通ったり強いヘビと戦わなくて済む。
弱い敵をブロック化させたりもできる。
道中は人間カエルヘビを使い分けて進む事になる。
戦闘能力は町での武具購入と道中で手に入るセイントストーンでパワーアップしていく。
セイントストーンはライフ上限と攻撃力と攻撃回数の3種。
基本的に順調に獲得していかないと敵との戦闘で詰まってしまうので、
まんべんなくマップを探索する必要がある。
アクション要素はアスレチックなジャンプアクションが多数。
針山落下などの一撃死は町直行となる。
面倒だがいつでもセーブできるのを駆使してこまめに進むのが良かろう。
感想をば。
ついつい進めたくなるテンポのイイストーリー。
王子は無口ではなくよく喋り金持ちのボンボン。
なにかと金の力で切り開くのは少し笑える。
難易度は少し高いが子どもでもなんとかなるかと。
オートバトルというのを事前に知っていて、
それって楽しいの?って疑っていたがなかなか楽しい。
一見戦略性はないように感じるができるだけ戦闘を避けたり、
ここはカエルの方がいいかとか考える余地はある。
できれば子ども時代にこのソフトに出会いたかったなぁ。
そしたら夢中になっていたでしょー。
という事で…
続編もリメイクの話もなく不遇。
昨今の任天堂はリメイクやリマスターなど力をいれているので、
もしかしたら…と期待してもイイかも。
ただ、今時に合わせるにはシンプルすぎるので大胆なリメイクが必要かもね。
中古相場は箱説なしで2千から3千円くらいでこんな高かったっけって感じ。
数百円が相場だと思っていたが…最近のレトロゲーム高騰はスゴイのう…。
ゲームの評価 ★★★★★★★★★★ 10/10
オススメ度 ★★★★★★★★★★ 10/10
Amazonの商品紹介
やってみると意味のあるタイトル名。
カエルの為に鐘は鳴る
タイトルの元ネタ。
誰がために鐘は鳴る(上) (新潮文庫)
この値段で買う人がいるのか…
カエルの為に鐘は鳴る必勝攻略法 (ゲームボーイ完璧攻略シリーズ)
駿河屋の商品紹介
じわじわリバイバルで人気でてきてるのかなぁ…
GBソフトカエルの為に鐘は鳴る (箱説なし)
日本語吹き替えじゃないっぽい。
洋画DVD誰が為に鐘は鳴る
こっちも高い。6千円もするのか。
ゲーム攻略本GB カエルの為に鐘は鳴る 必勝攻略法