ああ播磨灘(GG)


記事No 0141
メディア ゲームギア
発売日 1993年7月2日
開発元 セガ?
発売元 セガ

MD版がメガドライブミニ2に収録されるね。
ゲームカタログではクソゲーという判定のようだが…
需要があるのかな?できれば名作やレアゲーを選んでほしいものだ。
で、このGG版は某雑誌の読者レースで最下位に君臨し続けた帝王でもある。
帝王といえばソダンやデスクリムゾンが有名だが、
このソフトもなかなかのモノである。

漫画アニメ原作で珍しい相撲のゲーム。
播磨灘を操作し、原作同様70連勝を目指す。
よく知らんが原作では70連する前に打ち切りで終わったそう。
アニメもやっていたが視聴率はあんまり良くなかったらしいね。
バトルは高めのサイドビュー視点。縦軸移動はできず横軸のみ。
操作はボタンと十時キーの組み合わせで突っ張りや頭突きがでる。
近づくと組み合いなるがこの時どう操作するのかわからん。
上キーでジャンプがでる…ジャンプする必要があるのか。
試合が始まり相手にダメージを与え続けると自キャラ体力バーが点滅し、
一定時間内で必殺技がだせるようになる。多分1試合で1回のみ。
当たれば確定勝利と思われる。
必殺技じゃなくても投げ技が決まれば体力が残っていても勝負はつく。
70試合で長丁場になるがセーブ、パスワードなどはない。
負けた場合コンティニューは3回できるようだ。

感想をば…
試合前の掛け合いや土俵入り、試合の決まり手時のアニメなど丁寧な作りではある。
操作感などは格闘ゲームに近いかな…
組み合い時にどうすればイイか分かると評価は変わるけど、
あんまり面白くないっス、さすが帝王。
攻略の基本は立ちんぼで突っ張りを連打し近づく敵にダメージを与える。
相手は体力が少なくなるとむやみに近づかなくなるので、
ちょっとずつ近づき突っ張り、端に追い込んだら突っ張りの連打で。
なに…すぐに慣れる。組み合わない方がヨイ。いいのかそんな相撲で。
必殺技も引きつければよく当たるので使うのも良し。
ただし「上キー」と1ボタンなのでジャンプを誤爆してしまう。
突っ張り頭突きだけでなんとかなるので無理はしない方がよかろう。
COM思考はどれも微妙に違うようで、
妙に速く動くヤツやジャンプで距離を詰めてくる相撲ファイターもいる。
ただ、先に進むほど強くなっているのかな?あんまり感じないが。
ま、それで70戦はいやーキツいっス。
パスワードでいいからセーブ機能が欲しかった。
繰り返してると土俵入りの演出が長くウザく感じるかな。

という事で…読者レースで最下位と不名誉なゲーム。
実際にプレイしてみて僕も低評価を押す。巷の厳しい評価もやむを得ない。
でも「多く」の人が低評価の烙印を押したんだから売上的には良かったのかも。
中古相場はそんなに高くないので、
「帝王」がどんな感じか知りたいモノ好きにはイイかもしれないのう…

ゲームの評価 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 01/10
オススメ度  ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 01/10

3戦目までの動画。

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相撲の連勝記録は双葉山の69連みたい。
ああ播磨灘 【ゲームギア】

播磨灘の70連というのはそれを意識したのかな。
ああ播磨灘(1) (モーニングコミックス)

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絶対観んかいッ!!
ゲームギアソフトああ播磨灘 (箱説なし)

こっちもなかなかの仕上がり…
GBソフトああ播磨灘 (箱説なし)