記事No 0127
メディア ゲームボーイアドバンス
発売日 2006年11月30日
開発元 トーセ
発売元 スクウェア・エニックス
当方、プレイしたのはSFC版とPS版のみでGBA版は初である。
で、このGBA版はGBA最後のソフトという事で、
ちょっとプレミアがついておる…FFにしては珍しいのう。
いざやってみるかと腰を下ろしてプレイしてみたところ…
セーブが出来ん…3個中2個が壊れているようだ。
GBA後期のソフトだしボタン電池じゃなくて、
おそらくフラッシュメモリだと思うが…ダメなのか…
ま、レトロフリークでプレイできるからいいんだけど…
でも、挙動がおかしいね。音楽が途切れる事があったりするんで、
完全にエミュレートできてはいないようだね。
ストーリーをばッ!
全てを焼き尽くした魔大戦…
その戦いが終わった時、世界から「魔法」が消え去った…
そして1000年…
人々は鉄、火薬、蒸気機関など機械の力を使い、
世界を復興させていった…
だが、魔法の力を復活させその巨大な力で世界を支配しようとしている者がいる。
人はまたその過ちを繰り返そうとしているのか…
(OPより抜粋)
ジャンルは天下のスクウェアッ!得意の王道を往くRPG。
オリジナルは1994年発売。で、約255万本売れたらしい。
定価1万超えていたから…売上額を計算すると255億円なんですけど…
あれ、間違ってないよね…?スゴイ時代だなぁ。
他メーカーがこぞってRPGのゲームを出していたけどね。
やっぱりスクウェアとエニックスのソフトは他のメーカーと違って別格だったんだよね。
作品性も高く、それでいてキッズプレイヤーに対しても窓口が広いというか。
ユーザーの期待に応えてくれる良メーカーだったなぁ…
で、そのバケモノソフトのGBA版、
リメイクというほど変わってないので移植かな、2006年発売。
2006年のゲームニュースはPS3が登場。市場を席巻していたPS2の後継機だ。
逆襲の任天堂はWiiを投入。
携帯機ではニンテンドーDSとソニーのPSPがシェアを争っていた時代だ。
そんな中、FF4とFF5が移植されたのちGBA最後のソフトで発売されたFF6…
売上本は約25万本とちょっと地味だね…やっぱりちょっと時代遅れだったかな。
移植にともないSFC版の深刻なバグなどは改善されている。
本来エドガーのアビリティ「きかい」のためにあるアイテムの機械、
これを防具として装備し、物理攻撃をほぼシャットアウトしてしまうバグ。
当時から僕も知っていて僕の周りではオートボーガンを装備していたなぁ。
そして、どんなヤツでも葬る「バニシュデス」
バニシュは透明状態になり、物理攻撃を完全回避する魔法だが、
魔法攻撃には必中になる。それで即死魔法のデスをかけてお陀仏というコンボだ。
大抵のボスは即死に耐性があるのだが、
設定ミスによりバニシュによって機能しなくなるという事だそうだ。
ま、ゲームバランスを大きく損なうバグなので修正もやむなし。
他、物理回避率に魔法回避率が参照されていたのも修正。
SFC版よりもより完成度高めているね。
ストーリーはFF5よりもボリューミーで、
最終的なプレイアブルキャラクターは総勢12+2人と豪華。
誰が主人公なのか考えると中心人物でもあり、
ディシディアで代表として出演したティナが挙がる。
公式には全員主人公という形であり、
複数のキャラが織りなす群像劇に仕上がっている。
各キャラクターの背景を掘り下げるドラマチックなイベントシーンも多い。
近年のFFではムービーシーンが多いと取り沙汰されているが、
FF6からそういう傾向が強まったかもしれんのう。
戦闘ではFF4から採用されたアクティブタイムバトルシステム(ATB)を承継。
ATBゲージが溜まった敵味方から行動するセミリアルタイムな戦闘。
ほとんどFF5から変わってはいないが、
ゲージが溜まっていても行動をスキップして違うキャラを先に行動させるなど、
ちょっとした変更点はあったりするゾ。
各キャラには専用アビリティがありその種は様々。
前作FF5にあったジョブアビリティあったが、斬新なアビリティもある。
印象的なのはマッシュの「ひっさつわざ」
FF6発売当時は格闘ゲームが流行っていた…かな?
やや下火だった気もするが、とにかく格ゲーさながらのコマンド入力によって技を出すのだ。
もちコマンドミスが発生した場合は入力ミスとなる。
魔法はストーリー上重要な存在で、最初はティナとセリスのみが使用でき、
物語中盤からは魔石を装備し敵と戦い魔法習得値を稼ぐ事によって覚える事ができる。
各魔石には習得魔法が定められている。
魔石はストーリー上手に入れるのが多数で、他にも隠し的な魔石も存在する。
魔石にはLVUP時に装備者のステータスが上昇するのもある。
なのでLVUP直前にステUPの魔石を装備する事でキャラ強化もできるが…
これが悩ましい…理由は後述。
感想をばッ!
14人という大所帯なパーティメンバーとなっていながら、
1人1人粒が立っており、印象的なイベントシーンも多い。
欲を言うならもっと仲間たちの会話の掛け合いが観たかったなぁ…
で、魔石に関する事だが通常LVUPで上がるHP、MPのみで、
他のステータスはLVUPで上昇しない。装備品でのみ上下する。
だが特定の魔石装備でLVUP時のボーナスではHP、MP、力、体力、魔力、素早さを上げる事ができる。
ステをたくさん上げてキャラを強化したい場合は魔石が揃うまでは低レベル攻略が余儀なくされる。
ストーリー道中で起こる仲間の再結成時には仲間の平均レベルにて加入なのでこれもやっかい。
でもそんなに血眼になって鍛える必要もないゲームバランスなので、
適度に妥協してプレイする方が健康でしょう。だいたいダメージ計算には「LV」が重要だそうだ。
よくFF6はヌルゲーと言われていて、
まぁおおむねその通りで強力な装備品、魔法があるし、
こちらは9999ダメージを安易に出せる。
それでいて敵のHPはそんなに高くないからね。あっさり終わっちゃう。
でもそのためには「情報」が必要で壊れ性能の装備品も、
普通にプレイする中ではほとんど隠されているから、
わからなかった人も多いんじゃないかと…
それを考えるとゲームバランスは良好じゃないかと思うなぁ。
という事で…
最近のプロジェクトでFF1からFF6までスマホ、PC向けに移植されているが、
ピクセルリマスターという形で本来のドット絵を活かした作品になっている。
変に3Dに頼らないのは好感がもてるが、できればパケ版で出して欲しいなぁ。
ゲームの評価 ★★★★★★★★★★ 10/10
オススメ度 ★★★★★★★☆☆☆ 07/10
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