メトロイド サムスリターンズ(3DS)


記事No 0106
メディア ニンテンドー3DS
発売日 2017年9月15日
開発元 任天堂,MercurySteam
発売元 任天堂

3DS末期に発売された作品。
メトロイド は形を変えていろんなジャンルで登場していたが、
今回は2D探索型のアクションで、GBAのゼロミッション以来じゃないじゃろか。
個人的には待望だったので、発売前から気にはなってた。
過去にWiiで「メトロイド Other M」が発売されていて、
ファミコン感覚でプレイできるって触れ込みだったけど、
確かにWiiリモコン横持ちだったが、まーアレはちょっと期待してたのと違ってたんだなぁ。
で、今回のメトロイド はGBで発売されたモノのリメイク。
25年の歳月を経てと…だいぶ昔だなぁ…
小さい時に友達にやらせてもらった記憶があり、
その時はまーよくわからんゲームで楽しいと感じなかったけど。
ある程度年齢重ねないとメトロイド は分からんね。

ストーリーをば。
コスモ歴20X5年。
銀河連邦の調査隊は惑星SR388で未知の生命体を発見。
その生命体を採取し、帰還の途についた調査隊の船だが、
スペースパイレーツの奇襲にあってしまう。
スペースパイレーツの狙いは、その未知の浮遊生命体「メトロイド」だった。
強奪に成功したパイレーツは、
あらゆる生物のエネルギーを吸い尽くすこの生命体を増殖させ生体兵器として利用し、
銀河の征服を企てた。
銀河連邦は、一人のバウンティハンターを惑星ゼーベスにあるスペースパイレーツの基地に潜入するよう送り込む。
サムス・アランは全てのメトロイドを撃破し、
スペースパイレーツのリーダーであるマザーブレインを破壊。
彼らの野望を打ち砕いた……と、
ここまではFCメトロイドでのストーリー。
今回はその後の話であるゾ。

これらの一連の事態を重く見た銀河連邦はSR388の再調査に乗り出した。
銀河連邦警察のエリート隊員からなる特殊部隊が送り込まれるも、
すぐに行方が分からなくなってしまった。
しかし、通信が途絶する前にわずかなデータを本部に送っていた。
データ解析の結果、SR388惑星内部にメトロイドの存在が確認された。
メトロイドは銀河の脅威として存在し続けていたのだ。
銀河連邦議会の決断に躊躇はなかった。

サムス・アランよ、メトロイドを殲滅せよ!
(OPより抜粋)
ストーリーはGBメトロイド2からはぶれておらず、
そのままという感じなのだろう。

舞台は惑星SR388という未開の星。
地下には広大な空間があり、その中に潜むメトロイド の殲滅が主の目的だ。
FC版メトロイド とストーリーが繋がっているが、
FCで手に入れた数々のパワーアップアビリティは装備されておらず、
初期装備はミサイルだけで、他のメトロイド 定番アビリティは探索中に発見する事になる。
メトロイド の数はのちのち変わるが、最初に40体と一応数はわかっている。
探索中にメトロイド の場所に近づくと、
下画面下部のメトロイド マークが点滅し始めるので、
それを頼りに探していく。
各エリアには不思議な台座があり、その下は毒毒しい沼となっており、
体力が奪われるのでそのままでは探索できないが、
メトロイド を規定数を倒しDNAを捧げると進めるようになる。
これがこのゲームのルーチンワークとなっている。

惑星内にはサムスの性能を向上させるためのアビリティが複数ある。
どれも探索には重要なアビリティだ。
モーフボールやスーパーミサイルなどの定番アビリティ以外に、
今回実装された新システムを紹介しよう。
・メレーカウンター
敵の攻撃に対してカウンター攻撃を仕掛ける事ができる。
カウンターを受けた敵はピヨリ状態になり、
弱い敵はサムスのビームショット1発で葬る事ができるのだ。
カウンターを仕掛けた後は自動で照準が合うゾ。
ただ、どんな攻撃でもカウンターできるのではなく、
敵が白く光るのでその攻撃にはカウンターを繰り出せる。
ただ、カウンターは外した時の隙も大きいので注意しなければならん。
カウンターはメトロイド 戦でも有効で、
同じように白く光る攻撃にはカウンターをヒットさせる事ができる。
ヒットすれば一定時間の攻撃演出に入り、
ミサイルをボンボン打ち込む事ができるので爽快感がある。
基本的にザコ敵もメトロイド も耐久力が高く、
メレーカウンターをきっちりヒットさせていくゲームバランスとなっている。
ザコはともかくメトロイド 戦は敵の攻撃を把握し、かつ反射神経がよくないと、
カウンターヒットさせるのはチト難しいかなぁ。
メレーカウンターは最初から使う事ができ、
探索の初めにのチュートリアルを受ける事になる。

・エイオンアビリティ
特殊なエネルギーでサムスの能力を一時的にアップさせる事ができる。
体力下の黄色いゲージを使用する。
4種類あるが一応重複して使用する事ができる。
まず最初に手に入れるのは「スキャンパルス」
使用すると一定範囲のマップをスキャンする事ができ、
一定時間内は壊れる壁などを把握する事ができる。
隠し通路は結構多くまー自力で探せない事もないが、
新しいマップに着いたらとりあえず使っておくとヨイ。

2つ目は「ライトニングアーマー」
一種の無敵に近く敵の物理攻撃を弾き、
小さいコウモリの軍団などは触れるだけで消滅させる事ができる。
そして、無敵を生かし一部地形のダメージゾーンなど通る事も可能。
ただ、体力が減る代わりにエイオンを消費しているようなモノなので、
敵の攻撃に当たりまくっていればすぐにエイオンのゲージがなくなってしまうゾ。

3つ目、「ビームバースト」
サムスのビームに強力連射性能と当たり判定を強化する事ができる。
一部のビームが効かない敵に対して連射によって倒す事が可能となる。
ボス戦でもビームの効く敵なら有効。自分で連射するよりも遥かにラクだ。

4つ目、「フェイズドリフト」
サムス以外の時間の流れを遅くする事ができる。
炎を高速連射してくる敵のゾーンや、崩れる床のゾーンなど切り抜けるが可能。
後半の速いメトロイド の動きなども対応しやすくなるのだ。
便利だがエイオンの消費も激しい。

ゲーム中はメトロイド フュージョンやアザーMであったような会話シーンは一切なく、
黙々とメトロイド 討伐に勤しむ事になる。
今どきのゲームとしてはあっさりしているが、
あまりこの手のゲームでムービーが長すぎるとダレるので、
没入感をたかめるためにもコレで良かったかと。
操作感は良好でSFCメトロイド に近い感じだ。
ゲーム中はスタートとセレクト以外はフルに使い、
十字キーもエイオンアビリティで使用するので手が忙しいかなぁ。
ボス戦ではLボタンを押しながら敵に照準を合わせ、
なおかつRボタンを押しながらミサイルを選択し撃つ…という感じで、
手汗で本体が濡れるのでタオルを用意しておこう。
メトロイド を含む多くのボス達は、
一筋縄ではいかず、初見では討伐に苦労する。
幸いボス前からすぐにコンテニューできるので、
何度も相手にしていれば、敵のスキも見えてくるだろう。

という事でこの手ゲームは「メトロイド バニア」と呼ばれているが、
アクションの爽快感や探索の楽しみ…本家としてのプライドは保てたかなぁ。
難易度は高かったが、終わってみれば良作の判定。
子どもにはチトツラい難度で中学生ぐらいからが適正かと。
すごく面白いのでメトロイド バニアが好きな人にはホントにオススメ。
個人的にはメトロイド プライムがあまり好きじゃないので、
この感じで次回作を作ってくれる事を期待したい。

ゲームの評価 ★★★★★★★★★★ 10/10
オススメ度  ★★★★★★★★★★ 10/10

メトロイド2体倒すまでの動画です。

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