東亰ザナドゥ(PS Vita)

記事No　0165
メディア　プレイステーションヴィータ
発売日　2015年9月30日
開発元　日本ファルコム？
発売元　日本ファルコム

往年の名作、日本ファルコムのザナドゥシリーズ。
始まりは1985年との事で…まーよく知らんです。
その当時のPC各種に移植されていたので人気はあったのだろう。
FCでもリリースされておりファザナドゥというタイトル。
ハドソンの社員だった桜田名人の話だが、
ゲーム内容は本家ザナドゥからかけ離れたものが出来上がり、
ファミコンのザナドゥだから「ファ」ザナドゥらしいね、豆知識。

ジャンルはアクションRPGとなるかな。
アニメのような演出で全8話だが幕間とエピローグを合わせて10となる。
街の探索パートと異界の迷宮攻略パートと分かれる。
街では道行く人からの情報収集や要人と話してストーリーを進めていく。
ストーリーが進む毎に同じ人でも会話内容が変わる。
話す相手によってはゲーム中のスマホのサイフォンで人々の情報が更新される、細かい。
いろいろミニゲームやクエスト、仲間達とのサブイベントなども用意されている。
クエストは期間限定ものがさほどなので、
ストーリーが進む前にやり残した事がないか気に留めなけれならん。
幸い、ゲーム中に進む前に注意が出るので親切ではある。

異界の迷宮では特別な場合を除き最大3人出撃できる。
自キャラ敵共にに属性があり有利不利がある、大ボスは無属性が大半。
迷宮出撃前に敵弱点属性がわかるので有利な属性で挑める。
操作は複雑…全てのボタンを使う。
通常攻撃に加え、射撃、剛撃、飛翔とある。
射撃と剛撃と飛翔は同じボタン。ちょい押しで射撃、空中押しで飛翔、地上空中問わず長押しで剛撃となる。
ちょっとややこしいが慣れない事もない。
通常攻撃以外は緑のゲージを消費する。
その他の特殊な攻撃があり、ドライブゲージ100%十字ボタン下でXドライブ発動。
ゲージがなくなるまで状態異常無視、ノックバックなし、攻撃が必ず弱点属性になる。
射撃が撃ち放題にもなるのでXドライブは射撃が強い人がツカえる。
LRボタンでXストライクなる必殺技がでる。
キャラごと派手な演出があり大ダメージを狙える。
Xストライクも独自のゲージがあり溜まってないと使えない。

異界でのギミックはスイッチでのゲート開閉、ダメージ床や障害物避け、
空中の足場を渡るジャンプアクションなどがある。
特にジャンプアクションは難しい…3Dマリオほどではないが足場が小さいのが気になる。
攻略サイトで全てカンニングしたが、
ラスダン以外はそんなに迷いやすい構造にはなっていない。
ただすごい長い異界もある。攻略に20分くらいかかることもあるゾ。

異界の攻略内容に応じて異界終了後にランク付けされる。
踏破タイム、宝取得率、被ダメ、弱点キルなどで点数がついていく。
一度クリアした後は何度も挑戦できるので、まずはとにかくクリアを目指す。
ちな、大ボスは戦うのは一度だけでランクにも影響しない。

主要キャラクターを紹介。
・時坂洸

両親は海外出張…朝起こしにくる幼なじみ女の子…
やれやれな性格だが仲間想いでちょいと熱い。
既視感のあるどこかでみた設定でラノベ的。
属性は「焔」だが後半は全ての仲間が属性を変えられる。
基本は2種だがコウ君は主人公特権で全ての属性に変えられる。
キャラ性能は突出した能力はないが何か劣ってるわけではない。
オールラウンダーに戦える。
さほど強制出撃なので性能に慣れた方がヨイ。
得物は某RPGのドラゴンキラーのようなモノ。

・柊明日香

帰国子女…「なにか」を知っている謎めいた女。
なにかと関わるコウに対して冷淡に扱うクールビューティ。
属性の基本は「霊」で性能は射撃が強いか…
打撃も出が速く隙が少ないしどちらでもいけない事もない。
得物は小剣のような…突き攻撃が強そう。

・郁島空

コウの一つ下で玖州(九州)から上亰してきた田舎娘。
郁島流という武術の御令嬢、空手の腕は一流。
コウとは幼き日からの知り合いだ。
属性は「風」でキャラ設定通り打撃剛撃が強く射撃が弱い。
得物は鉄甲か…緑のパンティを履いておるゾ。

・四宮裕騎

ソラと同じくコウの後輩。
コンピュータ関係に強くハッカー的存在。
高校生ながら高そうなタワーマンションで一人暮らしをしている。
属性は「鋼」で近接格闘は向かないが射撃が強い。
ユウ君の射撃は撃つ時立ち止まらないので敵から逃げつつ撃てる。
これがかなり便利で使いやすい…できればスタメンで使いたい。

・北都美月

学校生徒会長にして巨大組織の北都グループの令嬢。
穏やかな性格だが次期後継者として貫禄がある。
ただグループ内では後継者争いがあり穏やかではないようだ。
属性は「影」焔霊風鋼とは関係が違い影には影が有効だ。
打撃より射撃の方が強いかな。
剛撃がバリアなのでダメージギミックがある所では活躍できる。

・高幡志緒

不良っぽい柄だが学校では一目置かれたイケメン。
グループ「ブレイズ」の一員だったが諸事情で脱退。
コウの一つ上で頼りになるアニキ的存在だ。
属性は「焔」でコウと同じ。
「風」に変えられるようになるが剛掌波ソラたんと同じなのがどうにもなぁ…
近接格闘が強く少ない手数で敵を沈めていくのは圧巻。
ただ大振りなのでスキはデカいので被ダメはもらいやすい。

・久我山璃音

人気アイドルグループ「SPiKA」の一員。コウと同じ学校に通っている。
何かと縁がありコウと関わる事がある。
アイドルなので一応は変装をしているが…メガネだけ、バレるだろ。
属性は「風」でソラたんと同じ…リオンの特性は飛翔スキルにあるが、
飛翔自体使いやすいとは言い難いためあまりリオンを使うメリットがない。
得物は天使の羽のようなモノ。なのでずっと浮遊しているような感じである。

感想をば。
エンディングまで約51時間と長い長い。
ボリュームに関しては充分だろう…
操作キャラが多勢なのだがキャラクターの描写もしつこいくらい多い。
それゆえか、人形劇を観ている時間が長い。
大げさでもなく15分くらい続く事もある。
ゲーム中、街探索などが半分くらい…いや、それ以上か。
3/5くらい探索で2/5くらいが異界迷宮の時間かな。
ストーリーもなんだかなぁ…こいつらいっつも「攫われてる」なぁ。
同じようなパターンが続く感じなので途中で飽きる人もいるのでは。
ただ、最終話の展開は予想できなかった。
あと少し演出が良ければ泣けるハナシになったかもねぇ。
バトルは「射撃」が強い。特にユウ君、キミはエライゾ。
Xドライブさせて逃げつつ撃っているだけで勝てる。
Xドライブゲージを回復させるアイテムがあるので…あとは察し。
まぁそれでも楽しめた…複数敵と混戦になると戦略性がないワケではないしね。
あと装備のカスタマイズがいろいろできるようだが、
よく解らんかったです…ノーマルとかレアとか属性とか…
もう少し視覚的感覚的にわかるようにしてほしいね。
ま、適当にやってもなんとかなるのだけども。
軌跡シリーズのカスタマイズに似てるね、
なのでそちらから流れてきた民は理解しやすいかも。
あとあと、スキル強化の時に必要な素材が出るが、
字が小さい…読めないデス…漢字で同じようなモノが多いしね。