ときめきメモリアル forever with you(SS)

記事No　0005
メディア　セガサターン
発売日　1996年7月19日
販売元　コナミ
開発元　コナミコンピュータエンタテインメント東京

恋愛シミュレーションゲームの金字塔とも言える作品。
魅力的な女の子達と恋愛を楽しめるという事で、
数多くのマニアを生み出した。
ときメモのヒットを受け、様々なメーカーが美少女ゲームを発売。
ある意味、伝説のゲームだと思う。
最初がPCエンジン版で、1994年発売。
そしてPS版、SFC版と経てこのSS版。
当時の家庭用ゲーム機では後発という事で、
SS版独自の要素が入ってたりします。

主人公はきらめき高校に入学した高校生。
これから卒業までの3年間を体験する。
数値化された自分自身のパラメータを上げて、
女の子と出会い、デートを重ねていく。
最終的には卒業式の日、
伝説の樹の下で女の子に告白されてエンディングを迎える事。
女の子と結ばれなかった場合、バッドエンドとなる。
SS版では自分から告白することもできるとの事。
相手に嫌われてても告白できるようですが、
メチャクチャひどい事言われるそうで、まだやった事ないんだよな…。

メインヒロインでもある藤崎詩織は主人公の幼馴染。
同じ高校に入り同じクラスになってるわけなんだけど、
最初はちょっと冷たい感じ。
才色兼備という言葉が似合うキャラで、学校の成績はトップ水準。
攻略するのが難しいキャラで、難攻不落の女性である。

デートでの好印象を与えるのは当たり前で、
パラメータを万遍なく上げてないと
なかなかときめき状態にはなってくれません。
また、それ以上にパラメータを上げまくるという事は
女の子がたくさん出てきてしまうので爆弾処理が大変な事になる。
爆弾については後述↓。

傷心度というものがある。
女の子の気持ちを考えず傷つくような事をすると上昇する。
自分の悪い噂が流れ出すと、女の子の誰かに「爆弾」がついた証拠。
クラスメイトの好雄に電話し、
自分の評価を聞くと爆弾の有無を知る事が出来る。

また、下校時に会って、無言で睨まれるのも爆弾の合図である。
もし、爆弾が爆発すると、その女の子のときめき度がガクッと落ち、
その他の女の子のときめき度も下がってしまう。
なぜ下がるのか？女は共感主義な所があるからかな？
学校に行ってる期間は下校イベントが発生する。
女の子を誘うなり誘われるなりすれば好感度が上がるが、
同時に一緒に帰らなかった女の子の傷心度は上がってしまう。
でも、断ってしまうとその女の子の傷心度はグッと上がる。
どうしたものか…。
絶対に爆発しないように爆弾処理しなければならない。
デートする事で傷心度がゼロになるそうなので、
すぐ電話してデートに漕ぎ着けるのが大事だろう。

今回は「紐緒結奈」を攻略してみました。怪しい女だなあ。
世界征服を企むという前代未聞の女。科学部か電脳部にいます。
デート場所選びに難儀するキャラであり、
スポーツや騒がしい場所がダメで、静かな場所は大丈夫だったりする。
会話の選択肢は難しい事はなく、大体褒めておけばOK。
(それは全部の女の子に言える事ではある…。)

はっきり言ってタイプではない。
電脳部でクラブマスターになると、
「サイス」というシューティングゲームを
遊べるようになるのである。
とてもオマケとはおもえない出来なので、
興味がある人は攻略してみてドーゾ。

恋愛ゲームの基礎を作った作品だと思う。
ま、でもそれはPCゲームの「同級生」かもしれんし、
元を辿ればエロゲーなんだろう。
EDコンプリート目指してプレイしてみてはいかがでしょうか？