ポリスノーツ(3DO)


記事No 0093
メディア 3DO
発売日 1995年9月29日
開発元 コナミコンピュータエンタテイメント大阪
発売元 コナミ

3DOは松下電機…今のパナソニックから発売されたゲーム機。
同世代にはSS、PS、N64などで、それらよりいち早く登場した。
インタラクティブマルチプレイヤーとの事で…
またインタラクティブか…分からんなぁ。
ゲーム機でありつつも家電製品という位置付けであったそうだ。
でも3DOって家電製品として何が出来るんだろう。
音楽CDくらいは再生できるんだろうけど…

今だとメタルギアシリーズでお馴染みの小島秀夫氏のチームが手掛けた作品。
オリジナルはPCでPC-9821でリリースされた。
前作…というか話は繋がってないが、
小島氏の作品の「スナッチャー」がスマッシュヒットしたらしく、
同じADVなので「ポリスノーツ」はユーザーの期待が高かったと思われる。
スナッチャーはサイバーパンクで退廃的な世界観だったけど、
ポリスノーツも似ててサイバーパンクでSFな世界観で、
ポリスノーツの世界では宇宙空間での世界が発展している。
SF作品よくある巨大なスペースコロニーや、
月での資源開発などが進んでいるようだ。
世界観や各種物語に出てくる設定は緻密に作られており、
宇宙での人体への影響や、コロニーでの人間の生活スタイルなど、
語られる情報量は一つのゲームとしてはもったいないぐらい充実している。

スナッチャーにはADVでありつつもガンシューティングのシーンがあったが、
ポリスノーツにもシューティングシーンがある。
画面内の敵にポイントを合わせて撃つのだが、
通常のコントローラーだと難しい。
元がマウスを使ったのを前提で作られているからしょうがないのだが…
なので、できればマウスを使ってゲームをするのが望ましい。
ただ、3DOのマウスはそこそこの値段…4000円前後と結構高い。
ポリスノーツはSS版もあるし、
SSのマウスは安いのでプレイ環境はソチラの方がイイだろう。

プロローグだけストーリーをば。
2010年、人類は宇宙へ進出し、
地球と月の間のラグランジュポイントにスペースコロニー(ビヨンドコースト)を完成させ、
人類の移住を開始していた。
2013年、ビヨンドコーストへの大量移住に対応するため、
世界中から選ばれた警察官を宇宙飛行士として訓練させ、
ビヨンドの治安を守る事となった。
選抜された5人の警察官は警官(POLICE)であり、
宇宙飛行士(ASTRO”NAUTS”)であるため、
人々は「ポリスノーツ」(POLICENAUTS)と呼んだ。

最初のポリスノーツの一人である主人公、ジョナサン・イングラムは船外作業の任務中の事故で宇宙空間を漂流する事となってしまった。
のちに人工冬眠状態で奇跡的に救出されたジョナサンだったが、
世界は25年の月日が経過していた。

ジョナサンは事故により宇宙恐怖症となり、
地球のロサンゼルスのスラムでネゴシエーターまがいの探偵をして食いつないでいた。
そんなある日、ジョナサンの元に一人の客が現れる。
彼女はロレイン・北条、ジョナサンの昔の妻であった。
ロレインの依頼は「再婚相手の夫が行方不明となり探し出して欲しい」との事だった。
手がかりは医薬品のようなカプセルと真ん中半分で割れた葉。
ジョナサンはロレインとの複雑な思いがある為、
依頼を引き受けるか即断はしなかった。
立ち去ったロレインは彼女の車に仕掛けられた爆弾により、
爆発に巻き込まれて息絶えてしまう。

ロレインはなぜ死ななければならなかったのか?
夫の北条の行方、事件の背後になにがあるのか?
真相を確かめるためジョナサンは再び宇宙のビヨンドへと向かう事になった…。

ゲームはジョナサンの行動を操作し進んでいく。
ハードボイルド風で熱い性格であるが、
ゲーム開始時点では宇宙漂流による後遺症や、
漂流による歳月で家族や仕事を奪い去っていったため、
多少腐っている印象を受ける。
ジョナサンはいつも咥えタバコをしていて、
人が死んでも宇宙服着ていても必ずタバコがある。
ただ、コロニーではタバコ吸うのが禁止となっている世界なので、
彼はいつもふ火を点けず咥えているだけである。
「先おりタバコ」という先を折るだけで火が点くユニークなタバコであるようだ。

ADVパートはその他のADVのゲームと比べると簡単な方。
選択肢による理不尽なゲームオーバーはないので割とサクサク進められる。
時折入るアニメーションはよくできていて、
物語を盛り上げるのに一役買っているなぁ。
実は小島氏の作品に触れるのが初だったんだけど、
小島氏の作品はどれも映画的な魅せ方で、
そしてなおかつゲーム性も面白いため、
国内外と高い評価を得ているのが納得しました。
ストーリーはネタバレになるため多くは語れないが、
謎が謎を呼ぶスリリングな展開にハラハラする事だろう。
子どもには話を理解できず難しいので、
ある程度大人の人にオススメのゲームだ。

ゲームの評価 ★★★★★★★★★★ 10/10
オススメ度  ★★★★★★★★☆☆ 08/10

プロローグのみの動画です。

駿河屋の商品紹介
大半の人は3DOを持ってないよね…手に入りにくいワケじゃないが…
3DOソフトポリスノーツ

あると便利!持ってないけど…
3DOハード3DO マウス[FZ-JM1]

アレンジCD!
アニメ系CDPOLICENAUTS F / N