女神転生外伝ラストバイブル(GB)

記事No 0147
メディア　ゲームボーイ
発売日　1992年12月23日
開発元　MIT,アクセス
発売元　アトラス

攻略情報を観て手軽に遊べそうなのでチョイス。
初代FCの女神転生から順番にヤルかなって思ってたけど、
あんまり面白そうじゃないので…
というかbiim兄貴の合理化されたRTA動画を観てからは、
普通に遊ぶのはおっくうになるのだ。うーん…

ストーリーをば。
遥かな昔、まだ神が神と呼ばれず、悪魔が悪魔と呼ばれていなかった時代。
太陽系の第五惑星には我々が「神」と呼んでいる存在が、
テレキネシス、テレポーテーション、
テレパシーなどの超自然的な力－「ガイア」を使い文明を築いていた。
エルはゾディアの元でガイアの力を訓練していた。
そんなある日、突如として見たこともない「魔獣」の群れが現れ、
人々を襲い始めた。エルはこの魔獣の謎を解くために旅にでる。
(Wikiより抜粋)

ジャンルはRPG。FC時代から続く女神転生シリーズの外伝作。
同社の真・女神転生と同時期に発売されたようだ。
アチラはアダルトな雰囲気で、コチラはGBユーザーの低年齢層を鑑みたのか、
比較的ライトな雰囲気で差別化がはかられている。
女神転生ではダンジョンが3Dでウィズチックであったが、
3Dダンジョンはなく、そしてダンジョンは非常に簡素となっている。
戦闘に出せるキャラは最大6人。道中では人間キャラが2人仲間になる。
人間は強制出撃なので、他3人は敵でもある魔獣で補う事になる。
魔獣とは…女神転生シリーズにおける悪魔と同じで、
会話によって仲間にする事ができる。
女神転生の悪魔は女神、魔神、鬼女など系統が別れていたが、
一律「魔獣」とのくくりとなっている。
でも、実際には魔獣ごとにグループが別れている。
本家のように魔獣同士の合体もできる。
合体結果はレベルと「グループ」を参照している。
イベントで仲間になる魔獣だったり合体事故で生まれた魔獣は合体する事ができない。

人間キャラはレベル上昇にともない、
ステータス上昇を1ポイント好きに割り振る事ができる。
体力、こうげき、知力、すばやさ、うんの5種。
基本的に人間キャラの強さは装備品に頼る事がほとんどなので、
あまり「こうげき」は上げても実感は少ない。
行動順や逃走に関わる「すばやさ」重視で成長させた方がいいだろう。

感想をば…
魔獣の仲間はツカいにくい。
魔獣は装備品がないので攻撃は自力の「力」に頼るのだが、
いかんせん数値は低いので火力は足りず、
そして防具もないので当たれば大ダメージを受けるからね。
ま、でも前線に置いてボス戦の肉壁としてはツカえるが…それでいいのか。
ツカえないうえに勧誘した時の加入率も低い。
低い…というかグループごとに質問の答えが「はい」か「いいえ」か決まっているようで、
正解の答えじゃないと加入しないようだ。
主人公以外の人間仲間が勧誘する手もあるが、
あんまり成果はないなー…
ま、中盤以降は勧誘無視で人間とイベント魔獣仲間だけで十分である。
ゲームのほとんどはレベル上げ。攻略サイトを参考にしたが、
狩りやすい所でネットリとレベルを上げてストーリー道中は全逃げ。
ほとんどコレで最後までOK。それでいいのだ。
ストーリーは…人間と魔獣のオリハルコンをめぐる戦い…
よく分からなかったっス。あんまり印象に残らない人が多くて、
誰が誰だかさっぱりっス…どうも覚えられない。
もう少しキャラグラフィックで印象付ける感じならよかったかなぁ。
一応、二通りのエンディングがあるゾ。

という事で…
けっこう簡単でした…攻略サイトでカンニングしたけど。
けっこう売り上げの手ごたえがあったのか、
カラー版も発売されているし、GGの移植版もある。
そんなに内容の変化はないそうだしカラー版の方が楽しめるかと。

ゲームの評価　★★★★★☆☆☆☆☆　05/10
オススメ度　　★★★☆☆☆☆☆☆☆　03/10

Amazonの商品紹介
真・女神転生Vが最新作…
GB/ゲームボーイ/女神転生外伝/ラストバイブル 303

Switch版だけだけどPSでも発売されるよねぇ…
真・女神転生V – Switch

カラー版と同じタイトルだからかモノクロとごっちゃになってるねぇ…購入時注意。
女神転生外伝ラストバイブル