記事No 0174
メディア スーパーファミコン
発売日 1995年11月11日
開発元 スクウェア
発売元 スクウェア
発売してすぐ買った記憶がある。
ロマサガ2は発売日に買えずしばらくしてから並んで買ったんだよね。
たしかホームセンターかな…当時はホムセンでもゲームが売ってたんだよなぁ。
ファミコン時代にはディスクシステムの書き換え機もあったし。
いつの間にやらそんな事は無くなってしまったけれども…
閑話休題、このロマサガ3は2の大ヒットを受け在庫が潤沢にあったそうだが、
当時はもう次世代機も登場しておりゲーム市場が大きく変わった時代だ。
なので思ったよりあんまり売れず過剰在庫を抱えてしまった店が多かったようだね。
ストーリーをば。
300年周期で「死食」が訪れる。
その年に生まれた者は人間、モンスター、その他の生物とわず死ぬ定め。
600年前の死食で定めにあらがい生き残った赤子はやがて「魔王」となり、
アビスから強力な四魔貴族を呼び寄せ世界を恐怖に陥れた。
人々は絶望したが魔王はいずこかに消えた…
300年後の死食でも生き残った赤子は人々の忌諱であった。
忌み子と恐れたがやがて赤子は死の誘惑を乗り越えて多くの仲間とで四魔貴族と戦った。
魔をアビスへ追放した事で「聖王」と呼ばれた…
…そしてさらに300年後…死食により生き残ったのは魔王か、聖王か…
ロマサガ2では輪廻転生する壮大な時代を生きた物語だったが、
今回はロマサガ1に近く8人の主人公から1人を選ぶ。
そして世界を好きに周りイベントをこなしていく。
ロマサガ特有のフリーシナリオも健在だ。
ジャンルはRPGだが経験値はないのでいわゆる総合のレベルはない。
各々の武術魔術にレベルがあり戦闘をこなす事によって確率でレベルが上がる。
まー強い敵と戦った方が上がりやすい。たぶん敵LV毎に上限があるはず。
HPや技、術のポイントも同じで戦闘で上がっていく。
戦闘をこなす事で敵も強いのが出るようになる。
今回は戦闘逃走はカウントされないようだ。
腕力、器用さなどのパラメータは装備品の上下のみ。
戦闘しても上がる事はない。コチラはロマサガ2に近い。
8人の主人公はゲーム開始時のイベントで顔見知りになる。
どの主人公も開幕イベントが終われば自由でどこに行ってもよい。
固有のイベントや目的があったりと様々だ。
イベント失敗など取り返しのつかない事はけっこうあるので、
できれば攻略情報をみながらプレイした方がはかどると思う。
世界は船の往来が発達しているので船での行き先の多い。
一度行った町はワールドマップから即移動ができる。
町の人の会話で行き先も増える事がけっこうあるので、
見かけたら会話をした方がいい…のだが…
町で見かける「詩人」は話さない方がいい。
話しかけるとパーティに入ってくるが離脱させるには特定の条件がある。
パーティの自由を阻害する厄介者なのである、ま、弱くはないのだが。
パーティは最大6人。戦闘に出るのは最大5人で1人は補欠にまわる。
一般的なターン制バトルで各々コマンド選択で敵味方の行動が入り乱れる。
ロマサガ2であった技のひらめきも健在。
ひらめきは強い敵と戦った方が確率が高い。
通常の素振りでひらめくのが大半だが、特定の技からの派生で覚えるのもある。
で、覚えた技は戦闘中に使う事によって戦闘後に確率で「極意」習得となり、
習得すれば他のキャラに覚えさせる事ができる。
敵の技を回避する「見切り」も同様、
敵から技を受ける事によって確率で極意習得となる。
成り行きまかせに技を習得していってもいいがロマサガ2からの伝統で、
低レベルでも戦える強い敵の「道場」に通うのが定石。
何度も戦える固定敵がいるので効率がいいしね。
ただ、高難度の技は適性があるキャラじゃないとひらめけないのね。
厳密には絶対ではない場合もあるけれど…この辺は攻略サイトに頼ろう。
戦闘後はロマサガ2同様でHPは全回復する。
各々のキャラにはLPがあり、
戦闘中に倒れる、倒れた後攻撃を受けるなどでLPが減少する。
LP、技P、術Pはアイテムか宿に泊まる事で回復する。
聖杯を装備する事で毎ターン技Pが1回復するが、
基本的に戦闘中に各ポイントを回復するすべはない。
HPは術や薬で回復できるしLPがあれば回復でまた立ち上がる事ができる。
LPが無くなると死亡扱いとなる。
条件付きで復活もあるが基本的にはLPをなくさないパーティ運営が吉。
各町には様々なイベントがある。
簡単なのから難度の高いモノもある。
主人公HPが一定に達してないとダメとか条件があるのもあるが、
ほとんどはいつでもイケる。
ただ強制戦闘やボスクラスと戦闘があったりで序盤からの挑戦は難儀なことも…
貴重なアイテムが手に入ったり利益はあるのでできれば可能なイベントをこなした方がヨイ。
もちろんある程度強くなってから挑戦でも問題ない。
ロマサガ1と違い戦闘回数でイベントが消滅する事はないはず…あったかなぁ。
ただ、サガらしく強制イベント以外はやらなくてもどうにでもなるネ。
数あるイベントの中でも異色なのが「トレード」だ。
会社を設立し金に物言わせいろいろな物件を買収していくのである。
狙った物件と戦いとなりより多くお金を出した方が勝ち…というか、
多く出すと背景のエリアが動くので自エリア青が画面いっぱいになれば勝ち。
物件が増えていけば会社の資産も増えていく。
で、自社からのお金でも戦えるが、ほとんどは「グループ技」に頼る事になる。
グループ技とは同じ共通点を持った物件それぞれがお金を出す技だが、
単独で出すお金よりも遥かに多いのだ、段違い。
グループ技も「ひらめき」があり例えば造船業の物件から出資をつのれば、
「造船」の技をひらめく事があるのだ。
ただ、出資を募ると物件の独立の危険がある。
技を選択した時に「バスっ!」って音がなるドキドキ。
独立されてもまた買収すればいいのだが…手間である。
かけひき技もあり、例えばプレゼントを贈る事で買収が有利になる事も。
…大きな会社が相手だとビッグマネーが飛び交う激戦である、資本主義。
感想をば。
今回は主人公のサラを選択してみた。
ネタバレを避けるが初めてでサラを選択しない方がヨイ。
理由は一回通しでやれば解るさ…
ゲームは面白いと思うがやはり人によっては好き嫌い分かれるか。
まず何をしたらよいのか、何をすべきなのかが解らず膠着するかな。
「何」をしてもいいのだが…それがわからんのよねぇ…
行き当たりばったりでも悪くないのよ、どうにでもなるしね。
選択肢を間違えると仲間にできないキャラとかもいるが、
それもロマンシング…どうせ完璧にはできないと諦め。
完璧を目指すならリマスター版を薦めるよ。
各町も個性はあるが簡素さはいなめない。人少ない民家少ない。
でも上述したトレードは世界観を広げるのに一躍かっており、
人々の日常の営みがあると妄想できるのう。
今回は姉のエレン以外は人外にしてみた。
仲間入りするキャラも会話らしいのはあんまりない。
でもいつものサガである。掘り下げ?なにそれ?
最後に…音楽がイイね、さすがイトケン。
四魔貴族バトル2のBGMは語り草。
2バスドコドコのメタルチックはカッコいいゾ〜
たしかカセットに特殊な音楽チップが入ってるとなんとかあった気がするな。
という事で…
リマスター版をやった方がいいよ、プレイしてないけど。
ちょっとした追加要素もあるしね。
スマホにも合わせた原因でUIがちょっと残念らしいが…
価格は3500円くらいだが少し前までセールをやっていて1050円だったらしい。
急がないならセールを待った方がいいかもね。
リマスター版がやりたいが…
パッケージ版がいいのよッ!ダウンロード販売しかないねん!
なんでスクエニは海外ではパッケージ版を出して国内では出さんのか…
需要がないと思っているのかねぇ…輸入してでもやる人もいるのに…
販売戦略に納得がいかん…いづれ国内で出してくれる事を切に願う。
ゲームの評価 ★★★★★★★★★☆ 09/10
オススメ度 ★★★★★☆☆☆☆☆ 05/10
Amazonの商品紹介
TASさんは11分でクリアするようだ。
ロマンシング サ・ガ3
指輪転がしの裏技はやってしまうよね。
Romancing SaGa 3 Original Soundtrack Revival Disc (映像付サントラ/Blu-ray Disc Music)
主人公変更の裏技もある。
Romancing SaGa 3 Remaster (輸入版:アジア) – Switch
駿河屋の商品紹介
箱説付きでも安いヨ。
スーパーファミコンソフトロマンシング サ・ガ3 (RPG) (箱説なし)
このCDイイんだよねぇ…「そよ風にゆられて」がオススメ。
CDアルバムロマンシングサガ 3 Windy Tale
一番好きなキャラ。
ゲーム・PC系テレホンカードエレン=カーソン「Romancing Sa・Ga3(ロマンシング サ・ガ3)」 ファミ通一族の陰謀