ぷよぷよ(GB)


記事No 0086
メディア ゲームボーイ
発売日 1994年7月31日
開発元 ウィンキーソフト
販売元 バンプレスト

1992年にAC版が登場し、多数の媒体に移植された「ぷよぷよ」
今作はコンシューマでは一番遅く登場したGB版。
ぷよぷよは大人気だったので売り上げも良かっただろうね。
でも僕はこのGB版で初プレイだったらハマらなかっただろう。
ゲームの出来が酷い…っていうワケでもないが、
やり方次第でちょっと別物のぷよぷよだと思う。

ジャンルはACでの同名タイトルと同じ落ちものパズル。
二つ組みになったぷよがおちてくるので同じ色…ではなく、
同じ形のぷよ四つ以上くっ付けると消える。
ぷよの消し方で次々と連鎖を作るように消すのがポイント。
連鎖させると敵のフィールドにお邪魔ぷよを降らせる事ができる。
敵がフィールドにぷよを置けなくなったら勝ちなので、
いかに連鎖させてぷよを消していくかが攻略の近道である。
オリジナルでは「同じ色」なのだが、
今作はGBなのでカラー表示ができず「同じ形」となっている。
これが非常に厄介でハッキリ言ってやりづらい事この上ない。
形が微妙な違いでしかないのだ。
多分苦肉の策でこうなったのだろう。
スーパーゲームボーイがあればカラー表示になり、
オリジナルに多少近い感覚でプレイできるのだが、
それならSFC版のぷよぷよをやった方がイイよね。

プレイの各種モードはACと同じ敵と順番に対戦していく「ひとりでぷよぷよ」
対人戦のできる「ふたりでぷよぷよ」GB実機の場合、
本体とソフト2つと通信ケーブルがないとできないが、
スーパーゲームボーイの場合はソフト一つで対戦ができる。
そして1人で黙々とぷよを消していく「とことんぷよぷよ」がある。
SFC版と遜色のないプレイモードがあるのは良い点だ。

問題だと思うのは操作性。
キーレスポンスが少々悪く思うようにぷよが回転してくれなったりする。
ゲームが進めばぷよが落ちてくる速度も上がるので、
この辺は死活問題だったりするのだ。
操作にACのようにいかないのであれば、
あんまりスピードが上がらないようにして欲しかったなぁ。

とにかく…携帯ゲームでやるならゲームギアの方がイイでしょー。
GB実機でやるのは辛すぎるね。
ぷよぷよ通もGBモノクロで出ているが、
ソチラでは色の問題は解決しているようだ。
本作は別物ぷよぷよに興味がある人にしかオススメできないねぇ。

ゲームの評価 ★★★☆☆☆☆☆☆☆ 03/10
オススメ度  ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 01/10

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