記事No 0115
メディア ゲームギア
発売日 1994年7月29日
開発元 Gremlin Graphics
販売元 インフォコム
謎の多いゲームをば…
このソフト…かなりレアな部類のゲームで、
価格相場はちょっとわからない…
駿河屋の箱説付き状態難でなんと8万4千円!
これは同じくGGでプレミア価格のGGアレスタに迫る価格。
完品だったら10万を超えるでしょうネ。
当方、フリマアプリのまとめ買いで裸で買ったんだけど、
大体2万ぐらいで買った事になるかな…高すぎるゼ!
でも、もう引き返せない…(絶望)
GGのソフトを全部集めてみると決めたのサ。
まーでも2万なら安いかもしれん…ゲーム内容に2万の価値はないがね。
で、このソフトはレトロフリークでは動作しないので、
吸い出してエミュでのプレイであります。(^ω^)
さて、今作はSFCとのマルチで発売されていたようで、
Amazon情報の発売日では1994年の7月の同日となっている。
チュッパチャップスがタイアップされていて、
タイトル画面にもチュッパチャップスがデカデカと出ている。
SFC版には日本発売元の森永製菓の看板が出ているようだ。
発売元はインフォコム…日商岩井という会社。
結構大企業かと…Wikiのビルでかいし…
インフォコムという会社はアメリカにもあって、
主にPCゲーム開発している会社のようで、
今作もこちらの会社が手がけたのかなっと思ったが、
TVCMをYouTubeで観て日商岩井が発売元と判明。
多分アメリカのインフォコムは関係ないと思われる。
開発はGremlin Graphicsという会社で、今現在は倒産している模様。
世界観…主役のズールは忍者という設定。
お菓子の世界や果物の世界が舞台とよー分からんし、
音楽の世界があったりとあまり統一感がない。
ゲーム内の背景、ギミック、オブジェクトなどはズールよりはるかに大きいので、
ズールはとても小さい生き物設定なのかもしれん。
エリアが5つでエリアに4つのステージがある。
ステージ中のアイテム…最初のエリアはお菓子だが、
お菓子を99個集めるとゴールメダルがステージ中に現れるので、
画面矢印を頼りにメダルに向かい獲得でクリアだ。
どのエリアも最終ステージはボス戦だ。
ズールの攻撃手段は…銃的なものを撃っているのだろか?
飛び道具と踏んづけによる攻撃。
飛んでいる最中は飛び道具を撃つ事が出来ず、
クルクルとスピンした攻撃になる。
忍者設定故か、ズールのスピードは結構速め。
そして、ジャンプ力も高めだ。
まー動きなどはセガのソニックに近いだろうね。
アイテムにはジャンプ力アップや爆弾などがあり、効果はまぁわかるんだが、
Zマークのヤツはちと分からん…取ると自キャラが点滅している。
SFC版では自キャラが分身するようだが…はて?
感想をば!
まず、当時の携帯ゲーム機にはよくある事ではあるが、
画面の狭さと自キャラの大きさのバランスが悪いせいで、
敵が現れて即接触ッ!って事が多々ある。
敵を見つけてから対処が間に合わないんだなぁ。
そのためか、自キャラはライフ制なのだが、
大抵の敵が倒すとライフ回復のハートを落とすので、
それでバランスをとっていると思われる。
が、その落ちたハート…というか上にフワフワ上がっていくのだが、
すぐ消えるし小さいし取りづらい…
大体、自キャラは敵と接触すると大きなノックバックをする事があるので、
ハートが取れずちょっとストレス…
あと、アイテムを集めてゴールに向かうのだが、
時間制限があるのでモタモタしていられん。
ステージのアイテム集めのルートを間違えるとクリアは厳しい事も…
ただ、残機アップの機会は結構あるので、
これもソレでバランスを取っていると思われる…
初見では難度が高めに感じるかもしれないが、
諦めず慣れてくるとエンディングまでは…まーイケると思うな。
でも4ー2、4-3で唐突に隠し通路があったのはマイナスポイント。分からんだろ。
ちな、エンディングではBGMがない。なんで?
あ、BGMはOPだけは印象深い。ちょっと日本ぽいアジアンな感じがする。
最後に…ボス戦ではボスの動きは決まった動きをする。
ランダム性はないので動きを分かってしまえばコチラの攻守のタイミングがみえてくるだろう。
という事で、クソゲーではないけれど良ゲーとはいえず惜しい。
でも当時の洋ゲー水準で考えれば悪くはないって感じかな。
洋ゲーは難しいのが多かったからね。
GG実機でプレイしたら眼精疲労がハンパないだろう…それは実機のせいだけど。
スピード感やキャラデザイン…なんとなくソニックを意識しているのが見え隠れする。
いろいろオリジナリティはあるが…GGっていうのがまずかったかな…
SFC版も洋ゲー特有の度キツい色使いで目が疲れそうだが、
観た所出来はまずまずかな…海外ではMD版もあり続編も出ているようだ。
GG末期発売で、洋ゲーという事もあるのかおそらく生産本数が少ないのかと。
故にプレミア価格ッ!コレクター以外は手を出すべからず…
ゲームの評価 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 02/10
オススメ度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 01/10
エリア1のボスまでの動画です。
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